今日はマスターは学校で居残り。
追試だそうです。

なんで、私はマスターを元気づけるため、お菓子づくり。
こう見えても、結構得意なんですよ、料理関係。
クッキーを作るため、バターを室温に戻して混ぜる混ぜる。

「わっ!」
手が滑って、溶けかけたバターが飛び散る。
飛び散ったバターを目で追うと、そこにはトキが。

「どうしたの、こんなところで?君がそんなところにいちゃ、人目に触れて面倒だよ?」
私がトキに近づきながら言うと、トキは逃げるそぶりを…見せなかった。


「窓開けてちゃ、風邪引くよ…」



トキが何かしゃべったような…
って、そんなわけないか…

私はトキに言われたように窓を閉めて、トキを逃がしてやった。

私は知らなかったけど、部屋の向こうでレンがひっそり隠れてたみたい。


私は、トキが寒くならないように願って、てるてる坊主を窓辺につるしたのであった。

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  • 非営利目的に限ります
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些細な発見PART2・初音ミク

久々の投稿です。
更新がスローリーですけど、ご了承ください。

閲覧数:145

投稿日:2010/03/11 22:54:21

文字数:389文字

カテゴリ:小説

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