冷たい雨の日だった
約束の部屋へ向かう
外は暗く何も見えず
月だけが照らされてた

床に鍵があって
ドアを開けると
彼が横たわっていた
彼に息はなく
無残な姿が足を縛りつけた

部屋は「密室」(不可能犯罪)だった

逃げ出すこともできずに
未知の恐怖に襲われ堕ちてく

友の無念と真実を
必ず見つけ出す

最期の言葉(ダイイングメッセージ)
「騙されるな」

減り続ける生存者
嘲笑うかのような証拠
多くはない時間に
焦りばかりが募る

「警察が来れば大丈夫だ」と
互いに落ち着かせる
窓を叩く雨が
静かに笑っているような気がした

「一人、またひとり」と

「誰が」(フーダ)と「どうやって」(ハウダ)が混濁し
パズルの欠片(ピース)が乱れ落ちてく

友は「何故に」殺された
必ず見つけ出す

最期のヒント(that's all)
「騙されるな」

広間に屈む私は
「遅かったな」と彼に声をかける
にやつき近寄る奴を
「騙されたよ」と強く睨みつける

全部、奴の仕業

呆れるほど動機は下らなく
惨劇の幕は切られ落ちてく

甘言(交渉)片手に迫り来る
涙が、止まらない

最後の言葉
「騙されるか」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Mの殺人

です。

閲覧数:111

投稿日:2016/03/26 14:28:10

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

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