淡い思い出に駆られ 僕は 何にだってなれる
そう信じてた少年は 今も 腹ん中 何処かに

曖昧なる要綱を 君は鼻っ面に提げて
「取扱い注意」なんて 誰を 騙すつもりなんだい

甘えと詮索の中で 物分かり良い顔して
匿名を凶器に ハチ公前へと 放とうか

許さないで狭量 僕を侵していくその 軋轢
目を覚ます烈火に 丸くなって とりあえずじゃ 生きれない
僕の 継接ぎの恐竜 赤い宝石のような 瞳と
夜の浮足を 罠にかけて
生け捕りにしてくれよ
見逃してくれよ


ああもうわかってるんだ 早く そっちへ行かなくちゃ
だけど足に纏うのは 鈍い 蜜の味 誰の手

苦虫にその蜜をかけ なんとかやってる毎日
軒並みの狂気に 踊り明かすのさ この街は

カタコンベを真似たよう トンだインターネットシティ 逃げ込み
近頃は劣化に 錆がついて 僕ら目も 当てれない
僕に羽の生えた恐竜 重い四肢を引き摺って 飛ぶんだ
並ぶビル群にぶつけた皮膚
嫌になるなあ 嫌になるなあ
だけどしょうがないか


一番星さえ眩しい 誰かの逢瀬の時間に
閑かに頭をもたげた 餌場はあっちだ

侵さないで狭量 そんな仲良しこよしが どうして
肉食動物に通じるだろう 前倣え 馬鹿を見ろ
僕の不埒なる恐竜 食える全てを食べては もどすよ
生き逝く時代を 間違えたんだ
それだけさ それだけさ

許さないで狭量 僕を侵していくその 軋轢
目を覚ます烈火に 丸くなって とりあえずじゃ 生きれない
僕の 継接ぎの恐竜 連れて散歩に出掛けよう いいだろう
夜の浮足を 罠にかけて
生け捕りにしてくれよ
見逃してくれよ

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狭量【曲募集中】

狂気に関しての考察その2。


・恐竜が暴れまわっている感じ。ステゴサウルスにプテラノドンみたいな羽の生えた感じ。
 生まれながらに人間が持っている狭量(それが捻れて発展する狂気)が、成長の中で削れて、その一角が現れてくるイメージを化石になぞらえました。

・構成はAABS ABS CSSです。(前のバージョンをご参照ください!)


・歌詞先で考えてできあがったものなので、楽曲・ボーカル入れをしてくださる方を募集しております。
 気になった方がいらっしゃいましたらお声がけくださるととても嬉しいです。

閲覧数:285

投稿日:2018/02/14 18:03:52

文字数:689文字

カテゴリ:歌詞

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