若葉の朝露がまた落ちる
遠くあの子にこの恋心
知らせてくれたならと願う
それは今もこの胸しめつける

若葉の季節には思い出す
はかない初恋のせつなさを
あの日桜の木の下で
見つけた手紙は机の中

いつもいつも臆病で
君とは話すら出来なくて
それは青い恋でした
鮮やかな若葉重なった

風にのって消えてしまう
あの日勇気を出していれば
この思い伝えていれば
後悔ばかり押し寄せてくる

桜の下見つけた手紙
今も答えられないままで

若葉の朝露がまた落ちる
伝えられなかった思いのせ
幾度も季節がめぐっても
初恋は薄れてはくれなくて
今もまだ僕を苦しめては
心にまたちくりと針をさす
されども青い初恋は
今もこの胸を熱くこがす

どうして
僕は、まだ…

青い若葉咲きしげる
まるで微笑みをこぼすように
今も胸をしめつける
君にも似ている微笑みを

この思い声にのせ
遠くあの子に届くのなら
声を枯らして叫ぶのに
ただむなしく淡く響くだけ

桜の木に祈るその手は
きっと二度とにぎれないけれど

忘れたくない
つらくてもいいよ
初めての恋は
苦しくても大切だよ

若葉の朝露がまた落ちる
この思いをのせてはらはらと
やっと歩き出せる気がする
それでもこの恋忘れないから

若葉の季節には思い出す
はかない初恋のせつなさを
あの日桜の木の下で
見た横顔を胸にいだいて

若葉の朝露がまた落ちる
君の涙のようはらはらと
痛みもきっと無駄ではない
大切なことを知ったのだから

若葉の季節には思い出す
はかない初恋のせつなさを
ふと見上げた咲きしげる葉は
せつない恋と同じ色でした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

wakaba memories

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閲覧数:37

投稿日:2013/05/22 14:09:06

文字数:685文字

カテゴリ:歌詞

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