「坊や!坊や!いざ立ち上がらん!!
この空青きは何故であるかを! 死に逝く流弾の輪廻転生が何故であるかを!
支えが朽ちれば人はなく、人がなければ世界はなく、世界が無くなれば、真の平穏が訪れる!これこそ真理であるが故!!
瞬く無かれ! いざ立ち上がり勇猛果敢の修羅とならん! まずは鉤赤の旗から焼却だ!!!」

ー反響ー

まずは鉤赤の旗から焼却だ!

努々明日をも忘れて
日の丸に心臓を掲げよ
想像も付かぬ新種の猿が鳴き声を漏らせば
「ひぎぃ‥!」

袂からこぼれ落ちた星霜
旗から溢れ出す迎合
黎明にさざめく幼虫

「一斉に轡を嵌めよ!」
「目隠しだ!」
「服を脱げ!」
「両手を広げて丸裸で空を飛ぶ!」
さぁ選びなさい

祈りと鉤十字、悉に光る
黒緑と赤黒い幾星霜もの迷光
劣性要素は目を開き
空高く昇り笑う黒雲を浴びよ!

須く星条の責ゆえん……

如何せん真下見紛うた
日の丸に銃口を定めよ
偶像に冷める幽趣の下情に玉音を誑せば
「ぐぎぃぃぃ‥!」

登り果て消えて失せる星霜
後から残される
偽証を転たく本丸

「一切合切手を挙げよ!」
「恥さらせ!」
「面を付け、」
「三転自転す丸裸の戌で為れ!」
猛省しなさい!

祈りと鉤十字、悉に被る
あっちでもこっちで見ても幾何学的赤口
優性弱祖は目を洗い
頭垂れ落とし漸次猿真似で軋む

「蚰蜒共に告ぐ。繰り返すならばそれもよし。されば銃口を飲み込み日の丸を焼き払い、戌の子孕みながら悠然と股を売れ。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

蚰蜒ノ行(げじのぎょう)

和系です~。

閲覧数:210

投稿日:2011/02/08 23:01:49

文字数:629文字

カテゴリ:歌詞

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