ツバサが欲しい 黒く野蛮でいい
  51% 少し震えてる両手 広げて


ゆらゆら揺れている 桜の花に似てる
五年前 舞い落ちる雪の中で間違えた

ふらふら手を伸ばす指の隙間から見る
この景色 君の顔 被写界深度が増す

 ピントの合わないメガネで 眺めていたその世界は
 いつのまにかレンアイという錯覚を起こした

  ツバサが欲しい 逃げ場を失くしたの
  始めて人を好きになれたことの 絶望
  いまさら「星に届かないから」なんて
  49% まだね 諦めるには早いはず


のらくらいい加減に生きてきた代償
嘘ばっかでシリアスなことは何にもなくて

それでいいと思ってた 独りが気楽だった
傷つかず 傷つけず 心だけ騙せればいい

 自分が嫌いだったし 理解も必要なかった
 ただ 繰り越す昨日をうたう 感覚に怯えてもいた…


  ツバサが欲しい 逃げ切れない程度の
  触れる位置だけの距離を保っていたいよ

  ツバサが欲しい 黒く野蛮でいい
  49% ネガティブを携えて
  ツバサを失くし墜落するスピードで
  51% 少し加速度をつけて 君の温もりへ飛び込みたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

クロウハッピーハルシネイション

49%後ろ向きで51%前向き
という言葉を座右の銘に使うくらい気に入ってます。

そんな【イエスタディをうたって】のハルちゃんの心境を描いてみました。

追いかけて、追いかけて、ちょっと先走りすぎちゃうけど
近づきすぎるのは怖いけど振り切れるほどは離れたくない。

そんなもどかしい距離感でいたい。

…でも最新刊あたりだとちょっとかわってきてますよね(笑)

閲覧数:121

投稿日:2013/10/23 11:43:16

文字数:495文字

カテゴリ:歌詞

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