不幸の種は実らない
冬の訪れ
張り裂けたその小さな胸は
日毎日毎に張り詰めた
蜘蛛糸の先を見据えるわ

意志を無くして渡れるか
永遠に続く道


溢れる涙零れる悲しみに
終わりは無く
雹のように降り注ぎ
心傷めた

私は私で在り続けて幸せなのか
宛無い思いを燻らせて
ああ、生きている



色葉の中にまぎれても
決して私は染まれない
紅くはなれない
苦しみながら温めた
生き方はきっと正しいの

せめて孤独を愛せたら
傍目には不幸でも


何が不幸で幸せかは
誰も決められない
透明な自由を彷徨い続ける

自分で択んだ果ての姿
もう止めないで
血の気を無くした掌から
羽ばたけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

掌の翅

自分の曲に作詞って、内容的にも時間的にもフリーダムゆえに
ずるずる引き延ばしてしまいました(´・ω・`)
今までで一番時間をかけた歌詞です。

閲覧数:109

投稿日:2014/03/20 01:19:24

文字数:289文字

カテゴリ:歌詞

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