アスファルトを照りつける陽射しが
一人佇む僕を照らし出すんだ
うざったいな 目の前が
ちらついて歪んで滲む

目の奥から脳天をめぐって
爪の先濡らして落ちてく涙
消えたいな 消えたいな
何もかも消したいな

あぁ足取りふらふら
冷たく痺れた指先
振り向き目を落とせば
見慣れたいつもの景色に 人影が一つ 残った

夢にうなされる夢を見て いつでも孤独に襲われて
いつの間にか歩みを止めて 滲む景色を見つめた
また瞳を
両手で塞いで 「ほら、誰もいないの」

陽炎が揺れてた 常夏視界の真ん中で
こらえきれなくなる心が 喉を締めつけ鳴らした
「行かないで、行かないで」
夏の風に吹かれ消えた

手のひらから溢れてく感情
拾い上げてはすくって飲みだした
分かんないな 分かんないんだ
飲み込めずに吐き出してた

愛という名の重たい言葉が
あっち そっち ぼっちな僕を苦しめるんだ
また一人泣き出した
虫の声が嗤ってた

あぁイラついてみれば
昨日の自分を呪った
「くだらねえ」とほざけば
手つなぎ歩いた いつかのあの道に一人 残った

この世の終わりのような顔で 一言二言つぶやいて
そのうち飽き足らなくなって 宛もなく差し伸べてた
この右手は
空気を掴んだ 「もう、誰もいないよ」

どうでもよくなって 全てが悲しくなるだけで
行き場もなく垂れる両手で 首を絞めつけ鳴らした
「消えないで、消えないで」
陽炎が遠くなってた


嘘だらけの夢追っかけて めちゃくちゃになる明日望んで
大きくなる心の刺で 知らないうちに誰かを
傷つけても
ごめんね 許して 何も見えてないの

泣き止むのを止めて あぁついでに呼吸も止めて
体中の水を枯らして カミサマに身を任せた
いないよ、痛いよ

夢にうなされる夢を見て いつでも孤独に襲われて
いつの間にか歩みを止めて 滲む景色を見つめた
また瞳を
両手で塞いで 「ほら、誰もいないの」

陽炎が揺れてた 常夏視界の真ん中で
こらえきれなくなる心が 喉を締めつけ鳴らした
「行かないで、行かないで」
夏の風に吹かれ消えた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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【GUMI】常夏ロンリー【オリジナル/mickeY -雨上がりP-】

閲覧数:1,021

投稿日:2013/06/16 15:53:13

文字数:877文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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