A)ある光の中佇む
招くは暗黒の人々
皆欲望で光を失った者
彼らにあるのは欲望
“私を抱きたい”のそれだけ
それにより自ら地獄へ飛び込むの


B)どうせ私に触れることさえ出来ないのだから
そろそろ諦めたらどう?
今度で何回目だと思う?
ああ、でもぼろぼろになっても私しを求めてる
これは永遠に続く針山
越えても越えてもキリがないのに


S)さあほら、私を抱きたいのでしょう?
ここまで来れば望みは叶うのよ?
だから早くこっちへ来て、
その血みどろな手で
私を抱いて?
『何ゾ吾ヲ抱カン』





A)暗黒の住人は言う
「俺らを招くあの女は
悪人を魅きつける力を持つ」と
女にあるのは優越感
必死に請うのを見たいだけ
それにより一層力を強めるのみ


B)どうせ女に抗うことも出来ないのだから
とことん追いかけてやろう
女が飽きるまで何度でも
ほら、先には美しく微笑む女の姿
もう出口がないのは分かっている
越えても越えても届かないのに


S)さあほら、私を抱きたいのでしょう?
「抜け駆けは許さないぞ」とデスレース
誰よりも先にあちらへ行けば
女を抱けるのだ
辿り着けないと知りつつ騒ぐ欲望
そうよ、そうよと
女は笑う
『何ゾ吾ヲ抱カン』



C)悪人を懲らしめるが故に
授けられた力
いつしかそれはゲームの道具になり
女は堕ちて行った



S)ああ!何て楽しいゲームでしょうか!!
彼らは死体
手加減などいらない
脚も手も頭も全部
すぐに骨になるの
私はここよ
『何ゾ吾ヲ抱カン』

惑わされた彼らの溺レースは
いつまで続く?
もはや目的はなし
ただ力に魅かれるのみ
薄れる意識の中
最期に聞いた
『何ゾ吾ヲ抱カン』


――それは自分をも殺す力



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

何ぞ吾を抱かん

久々に書きました~!
今回はちょっと病んでる歌詞…ですね

歌詞中に出てくる「暗黒の人々」・「暗黒の住人」とは、生前に主に女性関係の悪事を働いて、地獄におとされた人達の事です。
そして「女」とは、その悪人達を懲らしめる役人というイメージです。

ちなみに女の持つ力は、暗黒の人々に該当する死人にのみ分かるフェロモンといいますか…

申し訳ございません、説明がド下手なものでして(笑)


少々グロい表現もございますので、規約にひっかかるのでは…?と感じた方はご連絡頂けたらと思います。

また、曲も募集しておりますっ!
もし作ってやんよって方がいらっしゃれば、ご一報お願いします。

閲覧数:139

投稿日:2012/08/29 02:25:52

文字数:735文字

カテゴリ:歌詞

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