冷たい病棟に残ってるのは
震えてる僕と君だったんだ
古い呪(まじな)いを君は
僕に唱えたまま ずっと隠れんぼ

お伽話のようだ 笑われて
惨めに踏み潰されていく
こんな世界に本当のことなど
あるの?

どれだけ気付かないフリしても
君は僕の全てを証してく
そんな滑稽なお話

いつの間にか心さえ消えて
誰にも届かない叫び声
醜いだけの顔で 今、
眠っていく

薄暗い病棟に残ってるのは
寒さに淀む僕と君だ
古い呪(まじな)いは永遠(ずっと)
僕は融く術など ないまま神隠し

お伽話の様だ 笑われて
惨めに踏み潰されていく
こんな世界に救いなんてもの
あるの?

どれだけ耳を塞ぐとも
君は全てを話すから
そんな君の声を奪う

いつの間にか僕でさえ悪魔に
魂を売ったかの様だ
脅える顔と軋む心は
「ばいばい」

掻き消されていく残像は
もう何も言わなくなっていたんだ

どれだけ気付かないフリしても
君の前では全て晒される
そんな時代になったんだ

いつの間にか魔法は融けて
君に届くだろうこの声は
愛想笑いのつもりで 今、
「こんにちは」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

病棟

僕らにはもう未来なんてなくて

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投稿日:2013/03/15 16:19:45

文字数:480文字

カテゴリ:歌詞

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