終電間際の電車に駆け込み
窓から見た月は とても綺麗だった
彼女に言われた ある言葉が
今もまだ 頭を過(よ)ぎるんだ
目の前には道が創られて
前が見えるようになっていた
自分の鏡に映し出され
生きてゆける そう知った
人から愛されることが
望みなんだと そう知った
人から感謝されることが
喜びなんだと そう思った
生きることの意味に 気付いた僕は
大切な人の為に 尽くそうと決めた
携帯手に取り 言葉を伝えた
未だ見ぬ未来へ 想いを告げて
目の前には道が創られて
前が見えるようになっていた
自分の鏡に映し出され
生きてゆける そう知った
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