命の重さについて考えてみた


ある日の朝に君が動かなくなってしまったんだ
どうしたの?

おしゃべりもなくて ボールを追わなくなってしまったんだ
動かないの

動かない君は食事もしないで 永遠のように眠ってるの
周りの人達がそれを見て言うの
「命の重たさをしらないの?」と

ある学者は言った
死んだ時、体が5g軽くなったらしい

僕は君の心臓を取り出して量った
命の重たさを知りたくて

君の命は軽かったんだ
300gしかない
でも君が動かなくなって
僕の心は重たいんだ


命の価値だとみんなが言うけれど 宝石のように高価なの?
僕と君とでは命の価値は違うのだろうか 同じだろうか


町の隅の質屋 君の心臓を持ち 価値を聞いたら二束三文
僕は君の心臓をナイフで切ってみた
命の値打ちを知りたくて

君の命は赤かったんだ
ドロドロと濁っていた
でも君が笑った時には
僕には輝いて見えたんだ


君の命は軽かったんだ
300gしかない
でも君が動かなくなって
僕の心は重たいんだ

命の重さがわからないよ
価値もわからないんだよ
でも君が動かなくなって
僕は涙を流してたんだ

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命の重さについて考えてみた

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投稿日:2019/10/29 22:01:14

文字数:489文字

カテゴリ:歌詞

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