ただ歩いてきた ひとり
真っ直ぐな土手の道で わたし
揺れる真っ白なたんぽぽボウル見ていた
きっと思い出はそっとそこにあったのに
耳もとを通り抜ける風が囁いた

風に乗った種 ふわり
思い乗せた空見上げる わたし
ああ 暑いな 熱が喉元にせり上がる 
ああ どうして 飲み込む愛は心が乾くんだ

ありふれた毎日は退屈だけど心地よい風が吹いていた
わたしを揺らす おどけるように 笑うように
優しく撫でるように吹き抜けていったんだ

たんぽぽの種 ひとつ またひとつ
どこへ飛んで行くのか見届けられなくて
想像した どこかで寂しそうに舞っている姿
そしてきっと砂山のように積み重ねられていく

土手に ひとり わたし
見失った種 ふわり あなた
慰めるみたいに風が触れる
やめてよ まだここに居たいから
会いたいなんて思ってないから
ああ もう立っていられないな

ありふれた毎日は形にはならないそんな風になっていた
見上げれば眩しい 目を閉じれば流れる
たんぽぽボウルが揺れている

風に乗った種 ふわり
思い乗せた空見上げる わたし
ああ 変わってしまったんだ
ああ 終わってしまったんだ

浮かんだ思いは風に乗った
いつもと違う風が吹き抜けていく
ああ それならいっそ吹き飛ばしてしまえばいい
ああ わたし 定めるように髪を結んだ

また積もっても また吹き飛ばせばいい
ああ わたし 息を吸った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

思い出は風のように

初投稿です。
作曲とかできないんで歌詞書いてみました。
これに曲やイラスト付けてくれたら嬉しいなあ。
何かありましたら気軽にメッセージどうぞ!


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失恋は辛いよね。
誰だって次に進もうとするよね。
そんな励みになれたらいいな。共感してくれたら嬉しいです。

閲覧数:296

投稿日:2014/05/12 20:56:10

文字数:600文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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