希望と絶望が
交互にやって来て
笑顔と泣き顔を
交互に表す。

素直になって
得られることを
素直にならずに
知ることはできなくて。

傷つけてから
優しくされて
自分が足りていなかったって
知ったりして。

優しくされて
傷が痛んでいたことに
気付いたりすることもあって。

自分の背中は
見えないけれど
自分の触覚を
信じることも必要。

信じるには
信じてもらうことが
栄養に繋がって。

信じてもらうためには
自分から素直に
なることが必要で。



おそろしいけれど
目隠しのまま
歩き続けることはもっと
おそろしいことじゃないだろうか。



目を光に焼かれないよう
少しずつ、その目隠しを
はずしていこう。



もし
目隠しをはずしても
真っ暗の夜だったなら
朝を待とう。

星を見つけながら
朝を待とう。



夜桜、足元に散らばる
その欠片たちも
目隠しの外の話。



深呼吸。

大丈夫って言葉は
時に自分に贈ってもいい。

大丈夫になってから
誰かに分けてあげれば良い。






春風が
そうやって香った。

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

++

春が来始めた頃に感じたことです。

いちお、詩なんですけど
その他のカテゴリでいいのかな←

閲覧数:48

投稿日:2013/08/10 12:02:43

文字数:472文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました