散花

白い花弁に静かに触れて 滴る蜜を優しく舐め取る
花は揺らめいて顔を背けた 此方を向いて私を見てよ
お願い、いやなの? 無理矢理向かせてあげるね

銀の手錠かけて 口に轡噛ませ ドアの鍵を掛けて 部屋の明かり消した
長い髪を撫でて 耳元で呼ぶね あなたの名前を 何度でも呼ぶよ

窓から月明かりが見えるよ 照らされた姿が素敵ね。
赤い果実はいつなるのかな 楽しみにして待ってるね。

淡い茎を静かになぞり やわらかな肌に優しく口付ける

水をあげるね枯れないように 私がずっと世話してあげる
これから 死ぬ迄 一緒にいてあげるからね 

銀の手錠かけて 口に轡噛ませ ドアの鍵を掛けて 部屋の明かり消した
長い髪を撫でて 耳元で呼ぶね あなたの名前を 何度でも呼ぶよ

どうしてそんなに泣いているの 昨夜は私がいなかったから?
大丈夫だよ一緒にいるよ これで寂しくないでしょう


一つあなたとの出会い数えて 二つ呼んだ名前を数えるよ 三つ呼ばれた名前を数えて 私とあなたの名前呟く
私とあなたおなじ二文字ね 音の一文字もお揃いだよね あなたともっと仲良くなりたい だから少しだけ我慢をしてね
怖くないよそんなに泣かないで 大丈夫だよ優しくするから 泣いたその顔も素敵だけれど あなたは笑顔がよく似合うから


銀の手錠かけて 口に轡噛ませ ドアの鍵を掛けて 部屋の明かり消した
長い髪を撫でて 耳元で呼ぶね あなたの名前を 何度でも呼ぶよ

青い果実がやっと熟れたね 真っ赤に染まりとても綺麗
どんな味がするんだろうね きっと甘い味だろうね

轡を外すと 嗚咽と一緒に、やっと呼んでくれたね、私の名前を
私も呼ぶね あなたの名前を 何度でも言うよ 愛していると言うよ

泣き叫ぶあなたに接吻を交わして 赤く染まった果実に口をつける 
あなたの名前をもう一度呟いて 血で赤く染めあげてはなびらを散らす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

散花 歌詞

リアレンジが終わったら曲を上げる所存

閲覧数:103

投稿日:2012/08/21 00:11:40

文字数:803文字

カテゴリ:歌詞

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