振り返れば浮かぶとある夏の日のこと
遥か昔君と僕が此処に居たこと
秘密の暗号確かめたこと

自分の足で歩いてきたこの感触を
たった一度きりで選んできたこの感動を
秘密の場所に埋めたこと

オレンジの日々に染まる 嗚呼
宝箱も秘密基地も夕焼け空も
ゲームボーイの裏ワザも思い出になった

ちっぽけな僕の声がありったけの夢描いてそこらじゅうに残したんだろう
だからきっと今もずっと僕らが居たあの瞬間が胸の奥で輝いてる

あの日聞いた君の声がいつの間にか糧になって僕の背中押してるんだろう
だからきっと僕はずっと止まらないでいけるよって胸を張って言えちゃうんだろう

なんて思ったんだ


僕らが居た街の中で消えていくもの
歯牙にも掛けず通り過ぎたあの街路樹も
商店街のライブハウスも

君を乗せた自転車も 灯りの薄い信号機も
頭の隅に残ってたんだな

セピア色 いつか染まる 嗚呼
喫茶店で流れていたあのレコードも
テスト裏の落書きも思い出になった

ちっぽけな僕の声がありったけの夢描いてそこらじゅうに残したんだろう
だからきっと今もずっと錆だらけのあの唄が胸の奥で鳴り響いてる

あの日聞いた君の声がいつの間にか糧になって僕の背中押してるんだろう
だからきっと僕はずっとくだらない思い出さえも忘れないで持ってるんだろう


何十年先だって良いんだ
思い出を掘り返そうか

ちっぽけな僕の声がありったけの夢描いてそこらじゅうに残したんだろう
だからきっと今もずっと僕らが居たあの瞬間が胸の奥で輝いてる

あの日聞いた君の声がいつの間にか糧になって僕の背中押してるんだろう
だからきっと僕はずっとどんな道が待ってたって胸を張って進めるんだろう

なんて思ったんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ぼくらのタイムカプセル_歌詞

閲覧数:1,455

投稿日:2014/06/12 19:14:31

文字数:729文字

カテゴリ:歌詞

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