誰もなんにも言わないで
知りたくないけど気付いてる
あなたの白さ焼きついて
何度も夢に見てしまう

むせるような花の匂いに
涙すらも落ちることなく
鈍い痛みだけがあなたの
やさしい嘘思い出させる

わからないの 今 私
悲しいのか それすらも
心は全部あげちゃったから
その白い棺(はこ)の中
電子の鼓動ひたすら
追いかけてた夜
最期の言葉 今も
聞こえないまま

誰もなんにも言わないで
この身体だけが覚えてる
笑った顔 髪の香り
思い出にしてしまうなら

歩く私 この目に映る
世界 色を失くしていたの
それでも流れていく景色
あなたをつい探しては目を閉じるよ

わからないの もう 私
生きてるのか それすらも
繋いでいた手のあたたかさ
忘れるはずないのに
思い出すほど何故か
胸が苦しくて
冷たい海の底で
ただ眠りたい

口に出してしまえば
何もかも消えそうで
「さようなら」も「愛してる」も
ついに言えなかった

わかってるの 本当は
私だけが進むこと
名前を呼ぶやさしい声に
縋(すが)りはできないと

わかってるの 本当は
最期の愛の言葉を
まだ信じる勇気がないよ
だってもういないのに

だけど私その愛をきっと忘れられないまま
未来へ歩んでしまうだろう
いつかあなたが愛してくれた
あの日の私に戻れるように


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

lie

初投稿です。

http://piapro.jp/t/-GU5
この楽曲の作詞をさせていただきました。

閲覧数:180

投稿日:2012/01/21 19:44:38

文字数:566文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • keifino

    keifino

    使わせてもらいました

    こんにちは、keifinaです。
    歌詞のご応募ありがとうございました。
    今回は、こちらの「lie」の歌詞を採用させていただきたいと思います。
    いくつか修正などがあるかもしれないので、メッセージの確認はお願いいたします。

    2012/02/01 20:13:09

    • めめ

      めめ

      Keifinaさん
      採用ありがとうございます!!
      曲に詞をつけるのは初めての経験だったのですが、
      認めていただけたようでとても嬉しいです。
      修正等の件、了解です。
      よろしくお願い致します^^

      2012/02/01 21:08:16

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