BOKUHA

通りを辿って歩く人波
棒のように一人で立ち尽くしていた

この景色はどこへ続くの
夢を残して太陽は沈んでく
焼け付いた空 棚引く影達
呟いた迷いは決められぬまま

鳥の群れは僕を惑わせ
暗闇へそっと誘い込んだ

今すぐ僕を呼んで 強く手を引いて欲しいだけ
傷付けるのは怖くはないから 真っ直ぐに連れ戻して ほら

この景色は何でもないけど
過ぎて行く時間が何だか空しい
人から見た僕はどう映ってるだろう
僕にも分からない そんな僕が見えるのかな

自分と他人を比べてはいつも
大切なものを間違えてしまう

神様 僕を呼んで 柔らかな手で抱いておくれ
温もりがただ欲しいだけさ 今すぐ声をかけて

ねえ全てを もう諦めても 時は止められないさ
現実は探し出すものだと知っている ここで……

いつかは苦しみさえ 懐かしむ日が来るのだろう
どこかで思い出して 微笑むのだろう

だから今すぐ歩き出して 思い出をただ拾い集め
僕はまだ まだまだ生きていこう 残されたこの夢を見よう

暮れる街並み 一人きりで
家路を辿った帰り道

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

BOKUHA(ゆた。さん作曲)

「一人ぼっちの少年が自らの存在意義を問う」そんなイメージです。

閲覧数:114

投稿日:2015/09/21 20:13:05

文字数:470文字

カテゴリ:歌詞

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