未熟者(みじゅくもん)と罵られ
半端者(はんぱもん)と謗(そし)られて
それでも好きはやめられず
舞台の袖(そで)から眺めては

いつかはきっと私も、と
努力を忘れず　ルンパッパ
積み重ねた研鑽(けんさん)を
お披露目しましょ　いつの日にか

半端なんぞ　知っている
元からこそと　発破ッパ
足りんもんを欲してる
持っとる者(もん)よ　出でいりゃれ


己にかけろや　発破ッパ
まだまだ足りんと　発破ッパ

半端　謗られ　ルンパッパ
発破ぞ　知るか　ルンパッパ

なんもかんもが　半端ッパ
諦めきれぬ　ルンパッパ

舞台に出でりゃ　ルンパッパ
踊れ踊れや　ルンパッパ


半端なんぞ　知っている
元からこそと　発破ッパ
足りんもんを欲してる
持っとる者(もん)よ　出でいりゃれ

そして私と踊りゃんせ
まだまだ未熟な　ルンパッパ
あんたと私の半端ッパ
半々、合わせりゃ一つ

半端と謗るな　ルンパッパ
誰しもみんな　半端ッパ

誰も彼もが　半端ッパ
なんもかんもが　半端ッパ

そんなら合わせて　ルンパッパ
半端同士で　ルンパッパ

なんもかんもが　ルンパッパ
なんやかんやで　ルンパッパ


踊る阿呆に見る阿呆
同じ阿保なら踊らにゃ損損
得を得たけりゃ踊りゃんせ
徳を積みたきゃ踊りゃんせ
未熟　顰蹙(ひんしゅく)　謗るか　知るか
とくと味わえ　ルンパッパ

半端者(はんぱもん)も　ルンパッパ
一人前(いっちょまえ)も　ルンパッパ

舞台に出でりゃ　ルンパッパ
踊れ踊れや　ルンパッパ

あんたも私も　ルンパッパ
みんな一緒に　ルンパッパ

いつかはきっと私も、と
思い描いた　光景が
満ち溢るる　喝采と
躍り狂う　興の坩堝(るつぼ)

半端なままで　いられるか
他が他を巻き込む　饗宴(きょうえん)と
息をつかせぬ　狂乱に
止まぬ心音(こころね)　暮れぬ宴