A
クリスマスの煉瓦通りに
幸せ歌うキャロルが流れてく
B
けれど私は祝福を知らず
忙しそうな足音を追いかけ
マッチの束を売りました
S
マッチ売りの娼婦
金貨三枚で冬を春に変えてあげるの
凍える肌を暖めたなら
ねぇ、どんな夢を見てみたい?
A
雪化粧が街並み飾り
大きなリボンが似合う街燈
B
けれど私に誰も冷たく
明かりのない汚い小部屋で
マッチの先を舐めました
S
マッチ売りの少女
みずぼらしいまま終わりたくはないから私
聖なる夜も関係ないの
そう、どんな事もしてみせる
S
マッチ売りの娼婦
金貨三枚で冬を春に変えてあげるの
凍える肌を暖めたなら
ねぇ、どんな夢を見てみたい?
マッチ売りの娼婦
2011年クリスマス用第3弾
※B2
かつて黄燐で作られていたマッチの先は堕胎用に飲まれたこともあったとか。
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