君は鳥籠 囲うものなき 私は空を舞う旅烏

汚れた羽を洗う水辺さえ知らぬ
鳴き声の行く先に残るものは静寂

なにを自由と呼べど 虚しさ抱いて
餓える閉塞の在りし日を謳った

君は鳥籠 還りし日を待つ 私はあてなき旅烏
終息の地を 約束の意味を
求めては風を裂く空のなかで ただ君を

暗がりに射す光は仄かに香り
年月の彼方とても名残尽きず漂う

きっとこの身の色は 世界を憎んで
一つの心奪いたくて美しくあれと望んだ

君は鳥籠 今は空箱 私を囲うため創られた
連なる孤独 救われぬ挽歌
置き去りにされたその身の欠片に ただ願う

君は鳥籠 囲うものなき 私は空を舞う旅烏
終息の地を 約束の意味を
君は鳥籠 囲うものなき 私は永遠の旅をする
この身に代わる 空漠と共に

君と共に この抜け殻の世界を
君と共に 永久に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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籠鳥歌

記念すべきピアプロ初投稿作品。

「彼は彼女に自由を与えてあげたかった。
それが彼女にとっての本当の幸せだと信じていた。
けれど彼女は、彼のいない世界に孤独以外の意味を見出せなかった。
彼女はただ彼と共に居たかった」

初音ミクのイメージって、
形はどうあれ「一途な恋の歌」じゃないかなーと思うんだけど…。

次はもうちょっと前向きなのを書きたいな。



※ 6/28 追記 ※
せっかくなので曲とイラストを募集しようかと。
こんな詞に曲をつけてくださる方、イメージイラストを描いてくださる方、
おられましたら是非…!
作曲の際には、メロディラインに合わせて歌詞改変okです^^

(〆切とか設けた方がいいんでしょうか……まぁ、ひとまず様子見で;;

↓此方も同時募集中!
「Grining」 ⇒ http://piapro.jp/content/vsncqmb0dz6jzcca

閲覧数:204

投稿日:2009/06/28 21:27:02

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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