彼方へ泳ぐ君が
遠くに迷っていくのを

見て見ぬふりする僕
怖くてそのまま背を向ける

無言のエールをぶつけたまま
部屋の片隅で目を閉じ眠っていた

指先に赤の色

無音のベールに包まれたら
笑顔くらいなら少しは浮かべたけど

涙しか流れないよ

ごめんね、さよならさえ
言えない僕はまだ笑えない

ズルい僕だ

嘘つきな世界
消えない傷はまだ治らない

薄い夜だ

静かに騒ぐ息が
姑息に潜めているのを

見て見ぬふりする君
見つめてそのまま背を向けた

波紋の続きを塞き止めたり
外の景色から目を瞑り踊ってた

視界には月の色

時間の疼きに焦燥して
呆れるほど夢を見ようとしてたけど

心は外を見ていた

明日は雨のち晴れ
冷えないように誰かの傍へ

飾り付けた

弱虫な世界
揺らめく言葉まだ掛けれない

寒い夜だ

さよなら、僕は
遠退いてく影

笑って見送るよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

薄曇り

雪さまの楽曲(http://piapro.jp/t/lNOl)に詞をつけ応募させて頂きました。

閲覧数:138

投稿日:2012/10/07 14:33:22

文字数:386文字

カテゴリ:歌詞

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