【時期ネタ】些細なことが【土用の丑の日】

投稿日:2010/07/27 00:32:26 | 文字数:1,193文字 | 閲覧数:141 | カテゴリ:小説

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今日は「土用の丑の日」という事で、鰻を食べるお話です(笑)

最近は暑さが続いてるので、皆さんも夏バテ防止に食べてみてはどうでしょうか?


僕はもちろん、今日の夕飯で食べる予定です(`・ω・)b

まあ、一人寂しくですけどね(・ω・`)

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TEXT
 

「マスター、今日のご飯はなぁに?」


そう言って、キッチンで夕飯の支度をしているマスターのズボンをリンは引っ張った。

マスターは包丁を持つ手を止め、リンを見下ろしながら答えた。


「もうすぐ出来るから、少し待ってね。向こうでレンとテトさんのお手伝いしてくれる?」


リンは元気よく「はーい♪」と返事をして、レンとテトさんのいる部屋に駆けて行った。

マスターは包丁の動きを再開させ、食材を切り分けていく。

先程の言葉通りその作業は早くに終わり、残すは盛り付けだけのようだ。


「テトさん、こっち手伝える?」


マスターが向こうにいるテトさんに声をかけると、すぐに返事は返ってきた。


「分かりました。リンちゃん、レンくん、こっちは宜しくね」


その話し声を確認して、マスターは盛り付けを始めた。












部屋では、テーブルを囲んで四人が座っている。

マスターとレンが向かい合いレンの右にリン、その左にテトがいる形だ。


「マスター、これってなんですか?」


訝しげに目の前の丼に盛られた料理を見ながら、レンはマスターに尋ねた。

リンは手に持ったフォークで、興味ありげにつついている。


「これは鰻、魚だよ。今日の晩御飯はうなぎ丼だよ」

「うなぎ?」


リンが首を傾げて聞き返す。

そんなリンを見ながら、テトさんが口を開いた。


「今日は『土用の丑の日』なの。だから今回は奮発してみたの」

「丑の日?」


レンが疑問の言葉を呟くと、今度はマスターが答えた。


「要するに、鰻を食べて暑い夏を乗りきろうっていう風習だよ。鰻はスタミナがつくからね」


そう言いながらマスターは箸を持ち、食事の体勢に入る。


「とりあえず食べよう。冷めちゃうし、何より腹ペコだよ」


テトは軽く溜め息を吐いたが、表情には笑みがあった。


「それじゃあ、食べましょうか」


テトがそう言った後にリンとレンは「いただきまーす」と元気よく声をあげ、丼の鰻を口に含む。

二人はしばらく口を動かしていたかと思うと、途端に表情が輝いた。


「「美味しい!」」


同時にそう声を上げて、夢中になって食べ始めた。


「喜んでくれて良かったですね」


テトはそう言いながら、鰻を口に運ぶ。

含んだ瞬間にテトの顔が緩んだのを、マスターは笑顔でそれを眺めていた。


「…なんですか、人の顔をじろじろ見て」


見られている事に気付いたテトは、顔を赤く染めてマスターを睨んだ。


「いや、なんでもないよ」


そう言われたテトは納得いかない表情で、食事を再開する。

マスターは笑顔で食べているリンとレンを見て、自分の分を咀嚼する。

目に見える幸せを感じ、口に広がる幸せを噛みしめた。








(誰かと食事をする事、それだけで幸せになれる)

文をメインに、色々と創作中。
基本テトさんと鏡音が大好きです^^*(もちろんボカロ全般好きです)

よく色々な作品を巡り歩きしてます。一行詩に出没しているので気軽に絡んでくれると嬉しいです♪

最近は絵師さんのイラストから文を書いてみたいと思っていたり…。
また、僕の書いた文からイラストを書いて頂けたら嬉しいなと思ってます←


ツイッター始めて見ましたが、使い方がよく分からないww
よければお立ち寄りください♪
http://twitter.com/Defectiveprodu

pixivでも作品を投稿し始めました、良ければご覧ください^^
http://www.pixiv.net/member.php?id=2245288

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