蝙蝠が蠢く森にひとつ
(Wow 迷い迷って)
誰ひとり戻らぬ館がある
(Wow 血を啜る魔性)
今日もまた戸を叩く馬鹿な声
(Wow もてなしましょう)
すぐにでもグラスに注ぐはずでした
(party night)

でも何故でしょう
眼を見たその時
知らない温度
爪の先まで広がる

I'm Vampire, and liar
人(きみ)に羽を隠して
交わす言の葉
人間みたいに喜んで
higher
この想いはきっと
独りじゃ出来ない
その声を奪えたなら
止まったこの胸も満たせますか？


何回もこの手で仕留めてきた
(Wow 奪い奪って)
大好きなご馳走のはずなのに
(Wow 血を啜る魔性)
「今日こそは」と牙を光らせても
(Wow いただきましょう)
どうしてもその喉を穿てない
(tell me why)

あぁ、月のような
眼を見るその度に
知らない温度
強い私を消していく

I'm Vampire, and murderer
君の心欲しくても
ずっと続けた
テーブルマナー(たのしみかた)しか知らなくて
だから
こんな想いはきっと
私には合わない
その眼から逃れたなら
育ったあの闇に戻れますか？


魔眼が彼女を蝕んで
立てないまでに非力になった夜
十字架を手にして彼は言う
「その罪を今、命で贖え」

I'm Vampire, vampire
──それは気高き怪異
人間(ひと)を喰らい
決して恋をしない
あぁ、そうだ
この想いはきっと
魅せられた幻想(ファンタジー)
あまりにも奪ったから

I'm Vampire, vampire
君に羽を隠して
交わす言の葉
人間みたいに喜んで
higher
この想いはきっと
独りじゃ出来ない
この恋を抱いたまま
願ったその腕で眠りたいから
止まったこの胸に最期をくれますか？