シャングリラ


ただ青く深く広がる海原の味なら
それは君が流すひとしずくの涙と同じ味

じゃあきっと世界中の人が
みんな泣いてしまったら
街は暗い海の底に沈んじゃうかな

愛しさが光なら
その裏に影があるでしょう?
大空だけが見ている
すべてのリアルな物語

汚れていく世界のなかで笑う姿がきれいだね
その笑顔を守れるならば心に鍵もかけられるかな
君が見てる景色を少しだけ分けて欲しいのです
ビルの森も、言葉の湖もわるくない

ねえ、青く眩しい晴れの日ばかりじゃ疲れちゃうから
闇に満ちた暗い夜がとても好きなの

翳りゆく窓辺から
密やかに想いをはせたら
星すら見えない夜空を見上げて口ずさむ
名もない歌を

この日々がいつまで続くのかなんて分からないけど
そばでそっと歌うくらいは許されるかな

幸せな時間だけこの胸に抱いて眠ろうか
星空だけが見ている
ホントの素直なこの気持ち

ゆがんでいく世界の中で笑う姿が見たいだけ
その笑顔を守れるならば心に鍵もかけられるかな
君が見てる景色を少しだけ分けて欲しいのです
人の群れも、眠れない夜でも恐くない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

シャングリラ

閲覧数:1,121

投稿日:2014/11/11 23:45:16

文字数:476文字

カテゴリ:歌詞

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