最初から諦めかけてた
上手くいく保証 そんなものは無くて
悩んでは 自分を責めてる
そんなことばかり 繰り返し生きてた
誰もが同じように迷い
戦っているから
たとえばあなたが挫けそうだというなら
僕がきっとこの声で 励ましてあげる
彼方に続いた 七色に輝く橋
渡りきってみせるんだ 夢を追いかけよう
遅すぎた 桜の芽吹きも
道行く人には何も与えなくて
鈍色(にびいろ)に 染まったあの雲
僕らの心に 蓋をしているみたい
それでも時間は過ぎていく
晴れの日も来るから
たとえばあなたが涙を流そうものなら
僕がきっとその悪を 断ち切ってみせる
昨日の自分が強い自分じゃなくても
何度だって立ち上がれ 明日は笑っていよう
歪んだ思いや 悲しみが 道を阻(はば)んでも
今のあなたに出来ないことは無い
その足で強く蹴って
昨日より高く飛んで
全て過去に置いていこう
たとえば あなたが明日に絶望するなら
僕がきっとその闇を 強く照らすから
描いたその夢 果たせると信じるなら
奇跡だって起こせるよ さあ 走り出そう
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眠りの先のカレイドスコープ
君が姿見 覗いてみれば
光の向こうの億年 見据えて
限りなく進む夢々とこれから
廻りながら感じて内宇宙...天体スコープ
Re:sui
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
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