(ミクパート)

あぁ。
あぁ。
愛しの貴方(KAITO)よ。

あぁ。
あぁ。
愛しの貴方(KAITO)よ。

私は貴族、貴方(KAITO)は私の許婚
この関係を壊せるものなどいない
いない、いない、いない、いない、いない

　　　　　「いないよね？」

（KAITOパート）

あぁ。
あぁ。
愛しの貴女(MEIKO)よ。

あぁ。
あぁ。
愛しの貴女(MEIKO)よ。

私は貴族、あの娘(ミク)の許婚の私
この関係を壊すことできるのか？
できる？できる？できる？できる？できる？

　　　　　　「できるのか？」


「あ、そうだ。」
君(ミク)を殺して、
僕が幸せ。
それならきっと君(ミク)も幸せに逝けるだろう。


(ミクパート)

「きゃ、きゃぁぁぁああ」
振り返って
振り返った
私は死んだ。

殺したのは？「君(MEIKO)ね」
知ってるわ
知ってるわ
君(MEIKO)が好きだったのは、「あの人(KAITO)」

仕方ないわね！
そんな君(MEIKO)には消えてもらわないとね
幽霊になった私
君のお二い様(がくっぽいど)に憑依。

そ、し、て

　　―――――――く し ざ し の け い―――――――

「まぁ、綺麗な姿ね。クスクス。」



（KAITOパート）

「そ、そんなぁぁぁああ」
綺麗な君
綺麗な君
無残な君

殺されたのは「君(MEIKO)？」
知ってるさ
知ってるさ
君を好きな私のせい。

申し訳ない
そんな私はどうすれば良いんだろう？
考え思いついた
それは単純な事。

き、み、の

　　―――――――あ と を つ い て く―――――――


(ミクパート)

あぁ。
あぁ。
まだ来ない貴方(KAITO)。

あぁ。
あぁ。
まだいない貴方(KAITO)。

私よ。私は貴方(KAITO)をずっと待っているよ
それにしても遅いわね。まだ？まだ？こない

来ない　来ない　来ない　来ない　来ない


　　　　　「ずっと、待っているからね？」