(1A)
立ち止まって
ふと見上げてた
冬空に
浮かんでる
雲の隙間から

注いだ光が
枯れゆく木々を
優しさだけで
包み込んでいった

(1B)
私だって今
そんな風に
あなたのこと抱きしめてみたい

伸ばす手のひらで
あなたの指の先に
そっと触れてみるの

(1S)
愛しさ詰め込んだメロディ
あなたの
ところまで
届け

儚さなんて知らないまま
これが永遠なんだと
信じて

歩いてく
私の隣は
あなただけのものだから

(2A)
ひらりと舞い
落ちていく葉が
木々が流した
涙に見えて

心の奥のほう
切なく痛み
あなたの姿
横目で見つめた

(2B)
寒空包んだ
冷たい空気が
二人の距離縮め

優しく広がる
柔い温もりだけ
生み出してくれるの

(2S)
嬉しさ詰め込んだメロディ
あなたの
ところまで
届け

寂しさなんて知らないまま
２人が辿る道を
描いて

歩いてく
あなたの隣で
穏やかに過ごす日々を

(C)
眠りの中
夢の世界だって
あなたの笑顔が
あふれてる

(3S)
優しさに寄り添うメロディ
このまま
ただそばに
いたい

2人が記す物語は
誰も汚すことなく
ゆっくりと

いつまでも
時を紡いでく
最後の１ページまで



～かな詞～


(1A)
たちどまって
ふとみあげてた
ふゆぞらに
うかんでる
くものすきまから

そそいだひかりが
かれゆくきぎを
やさしさだけで
つつみこんでいった

(1B)
わたしだっていま
そんなふうに
あなたのことだきしめてみたい

のばすてのひらで
あなたのゆびのさきに
そっとふれてみるの

(1S)
いとしさつめこんだめろでぃ
あなたの
ところまで
とどけ

はかなさなんてしらないまま
これがえいえんなんだと
しんじて

あるいてく
わたしのとなりは
あなただけのものだから

(2A)
ひらりとまい
おちていくはが
きぎがながした
なみだにみえて

こころのおくのほう
せつなくいたみ
あなたのすがた
よこめでみつめた

(2B)
さむぞらつつんだ
つめたいくうきが
ふたりのきょりちぢめ

やさしくひろがる
やわいぬくもりだけ
うみだしてくれるの

(2S)
うれしさつめこんだめろでぃ
あなたの
ところまで
とどけ

さびしさなんてしらないまま
ふたりがたどるみちを
えがいて

あるいてく
あなたのとなりで
おだやかにすごすひびを

(C)
ねむりのなか
ゆめのせかいだって
あなたのえがおが
あふれてる

(3S)
やさしさによりそうめろでぃ
このまま
ただそばに
いたい

ふたりがしるすものがたりは
だれもけがすことなく
ゆっくりと

いつまでも
ときをつむいでく
さいごのいちぺーじまで