小さな期待と
大きな責務を
与えられるのは
いつも通りのことだろうッスから
小言を漏らしても、
まあ、やるしかないッスよね。

真剣に生きていても
真面目をやっていても
阿呆を装っていても
誰しもが悲しみを抱えている。
そんな光景はいつだって横を通り過ぎては
俺っちを知らんぷりではいさせてくれないんッス。

適度で適切な距離で
そんな器用なことができれば良かった
とか、そう思いながら
与太話もほどほどに
器用なフリと、それなりの世渡り。
装い、纏う。
できれば
できれば
その願いを
できれば
叶えたい。
それだけの話。
ッスよ…？

小さな想いと
大きな願いを
抱え込んでしまうのは
いつも通りのことだろうッスから
願いを吐き出しても
まあ、それなりに、ッスよね。

純真を守っていても
堅実に生きていても
馬鹿馬鹿しいと笑うことで
誰かを壊して自分を守る。
そんな光景はいつだって目の前を行っていけば
俺っちを知らんぷりでしか、いさせてくれないんッス。

適度も適切な距離も
そんな器用じゃないから出来ないって。
とか、そう思いながら
与太話もできないから
器用なフリも、それなりに台無し。
装い、纏う？
できれば
できれば
そうしたいけど
できれば
いがみ合わないようにって。

手と手を取って笑うだけじゃ
意味がないと知っていた。
この世はどっち付かずの俺っちを
別にどっち付かずでもいいって
言って。
欲しいだけとも言えず。

「名前を書きましょう」

適度で適切な距離で
そんな器用なことができれば良かった。
とかそう思いながら
与太話でほどほどに
器用なフリと、それなりの世渡り。
踊りながら歌う
できれば
できれば
その願いすら
絶対
叶えたいと、
それだけの話
…ッスよ！