失った視界に後悔を散らして
冷淡な真夜中始まる

不埒に微笑んだ安楽と無秩序
明白な別離に暴れる

囁く声、聴こえない振りを
繰り返して逃げる私は今日もまた

貴方に逢えず泣き腫らした
瞼を下ろして夢を見ている

其処に在る影は一つきり
今宵も姿は陽炎に消える

失い手に入れた安上がりな時間
平淡な夜明けに溜息

複雑な回路に放られた無機質
軽薄な別離を飾った

企む声、聴こえてる隙間
開(ひら)けないで逃げる私は今日もまた

貴方に逢えず泣き腫らした
瞼を上げたら夢が覚めてく

其処に在る影は一つきり
今宵も姿は夢想へと消える

今夜貴方の星、流れて落ちてく
希望の彼方

夢ならば良いと何度も何度も
私は胸を掻きます

貴方が光るその刹那に
果てない空へと理想は朽ちる

傾く世界、揺らめく緋(あか)
無言で終末は訪れてくる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

消えた星

つや様の楽曲(http://piapro.jp/t/IiET)に詞を付け応募させて頂きました。

採用されました。有難う御座います。

閲覧数:227

投稿日:2012/12/18 00:56:40

文字数:367文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました