あたしはあたしは未熟なリンゴ

小さな小さなてのひら

それであたしは何をつかむのかしら?

そんなの分かるわけないじゃない

だって私はまだまだこれからこれから美味しくなっていくんですもの

ねえ 食べたいの?


※サビ)
ねえオオカミさん 私はまだ子どもだから美味しくないわ

ねえオオカミさん だから舌なめずりなんてしないでね?

ああ それでも食べたいというのなら そこの腐ったチェリーでも食べていて


僕らは僕らは老いぼれチェリー

大きな大きなてのひら

それで僕をつかんで食べるんでしょう?

きっとそれじゃあお腹を壊すから

だって僕らはきっときっととっくにとっくに甘い蜜を涸らしてしまったのだから

ねえ 食べたいの?

※サビ)
ねえオオカミさん 僕らはもう老いぼれだから美味しくないんだ

ねえオオカミさん だから狂った瞳で見つめないでね?

ああ それでも食べたいというのなら そこの可愛い赤頭巾でも食べていて


コドモハ知ラナイ オイボレモ知ラナイ

ソンナ嬉シヤ果実ヲ食ベラレルノダカラ

ワタシ(ボクラ)ヲ食ベナイデイテネ


「おや 赤頭巾かい? もっと顔を見せておくれ――」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

赤頭巾はこうやって食べられた

童話にある赤頭巾。
オオカミが赤頭巾を食べるのは、道行くリンゴの木やさくらんぼの木から自分たちを食べない代わりに、もっと美味しい果実を教えてあげるよ。
そんな歌です。

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投稿日:2010/04/07 17:27:59

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

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