『あの日の雨、あの時の雪。』

雨の日に消えた母を
思い出すのが怖くて
雫の落ちる音さえ嫌いになってしまったの
雨が外を濡らす度
窓をぼんやり眺める
そんな私にあなたは無邪気な顔で微笑んだ
「冬になればこの雨も雪に変わるから」
楽しそうに笑う姿が眩しくて
空から舞い降りた雪が
私の心で溶ける
今ならきっと忘れない
あなたと見た景色を
また今日も同じ日々が続いてくと信じていた
そんな願いもあの雪のように儚く溶けていく
「目を閉じればあの声が聞こえてくる…」と
街を白く染める雪が
切なくて
あなたが教えてくれたの
涙も雪に変わると
空から舞い降りた雪が
私の心で溶ける
冷たく私にそっと囁く
「ありがとう
また会おうね」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あの日の雨、あの時の雪。

作詞作曲 hipora
BPM132

閲覧数:99

投稿日:2015/02/02 02:20:11

文字数:311文字

カテゴリ:歌詞

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