私的アンダーグラウンド

私的アンダーグラウンド

死にたいなんてほざくな
そんな容易く言わないでよ
あんたそんなタマじゃないし
この世に未練タラタラでさ

深い闇に飲まれていく
そんな夢を見ていたんでしょ？
確かに空は晴れてたし
けれど何かが違っていた

あくる朝彼は見た　目の前に
鈍い光を　はなち

アンダーグラウンド
深く深く潜り込んで
そしてアンダーグラウンド
欲望が顔を見せた
そこはアンダーグラウンド
それはアンダーグラウンド
もうアンダーグラウンド

誰にもあって知らない場所

最近見かけなくなった
あいつの歌が聴こえたような
空耳にも似たような
風がチクチクと刺さるよ

体が痺れはじめてた
限界が近いようだねと
嘲笑うその先にいた
彼が手招きしていたんだ

陽炎に揺れる道　突き進み
甘い罠に　はまった

アンダーグラウンド
ハートがカラカラになるよ
あれはアンダーグラウンド
あいつの呼ぶ声がする
これはアンダーグラウンド
そうさアンダーグラウンド
もうアンダーグラウンド

世界が崩れはじめてた

アンダーグラウンド
そろそろ飽きてきた頃さ
だれもアンダーグラウンド
虚しい音が鳴り響く
きっとアンダーグラウンド
消えたのは誰のせいなの？
だってアンダーグラウンド
もしかしたら…

アンダーグラウンド
どん底に落ちてた希望
いまはアンダーグラウンド
実はここにある事実
だからアンダーグラウンド
されどアンダーグラウンド
そうアンダーグラウンド

君はもう気付いてたんでしょ？