【Ｓ】

舞い踊る　桜の下

ひらりひらり咲き誇る

沈む指先に伝う涙　地面を濡らす

さぁ　舞おう

さぁ　歌おう

咲き乱れたこの世界で




【Ａ】

ある夜の光る竹の中から生まれた

優しそうな笑顔が２つ　小さな家屋の光

赤い着物羽織らせてくれたばぁやとじぃや

この幸せがずっと続いてほしい

小さな祈り・・・


　
【Ｂ】

かぐやの宿命　決められた定め

月人に敵うものはない

命尽きる　事もない

永遠の物語



【Ｓ】

舞い落ちる　桜の下

ひらりひらり咲き誇る

沈む指先に伝う涙　地面を濡らす

さぁ　舞おう

さぁ　歌おう

咲き乱れたこの世界で





【２－Ａ】

月明かり照らす頬に流れた一粒の涙

蓮の花照らす灯火　小さなホタルの光

手を伸ばせば届く月に淡い祈り籠めて

いつかは帰るその場所で　君を待っていたい




【２－Ｂ】


かぐやの宿命　それも運命

月人に敵うものはない

命尽きる　事もない

永遠の灯火




【２－Ｓ】

零れ落ちる　地面の下

ぽろりぽろり涙が落ちる

指先に触れたその手に　蓮の花が咲く

さぁ　舞おう

さぁ　歌おう

月の下の世界で




【Ｃ】

ある満月の夜の日の事　月から光が伸びてきて

淡く照らす蓮の花と迎えの馬車がやってきた

帰らなきゃいけない　帰りたくない

誰か・・・、私を永遠に月の下に・・・!!



【３－Ｓ】

叶わない　一つの願い

月の光が照らしてる

指先に触れた花びら　意識が遠のく

さぁ　帰ろう

さぁ　月へ

永遠の楽園へ


舞い踊る　桜の下

ひらりひらり咲き誇る

沈む指先に伝う涙　地面を濡らす

さぁ　舞おう

さぁ　歌おう

咲き乱れたこの世界で


≪さようなら・・・かぐや姫≫