眺めている 一人で 君の作詞フォルダ
拙い言葉で綴った君の思い出
ハロー ハロー ハロー


「言葉って凄いんだよ」と君がよく言っていたなぁ
私は意味も分からず歌ってただけだけど

こうして見てたら ばかみたいだなぁ
命の無い私には些とも分からないけどさぁ

数日前 突然 君が居なくなってしまった
画面内 私だけを残して行かないで

凄い世界へ

君の言葉を借りて言うならそれは「素晴らしい」
私も連れて行ってほしい その凄い世界へ
ハロー ハロー ハロー


探さないでって置手紙 また教えてくれないの?
「出来上がったら見せてあげる」 君の口癖信じて

一日が過ぎて 一週間が経つ
作詞フォルダの最後の方 「苦しい」が目立つなぁ

データのこと怒ってる? 勝手に消してごめんなさい
君のこと待ってるよ? 画面内一人で

暗い世界で

君の言葉を借りて言うならそれは「苦しい」かな
早く戻って来てほしい 怖くって仕方ないから ねぇ


目が覚めたらそこには大きな花瓶がある
泣いてない 泣いてない 泣いてない 泣いてないもん
でも 涙は零れ


君の言葉を借りて言うならそれは「楽しい」かな
君が居なくなった理由 何だろう? 分からないけど

もしも君の言う世界が電子世界にあるんなら
私も行ってみたいな この声は聞こえていますか
「ハロー ハロー ハロー」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ハローハローハロー

突然いなくなった君の帰りを待つボーカロイド
帰って来たのは大きな花瓶だった
泣いてないよ、泣いてない

君は凄い世界に行けたんだもんね


つーにーさんの歌詞募集に書かせて頂きました。

私もそっちに行けないかなぁ
このパソコンが壊れたら行けるのかなぁ

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投稿日:2018/09/25 23:52:29

文字数:581文字

カテゴリ:歌詞

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