「ねぇねぇ、レンっ!!これ見て~」

「ん?なにソレ」

そういってリンが見せてきたのは、チラシだった。

そこには、「ハッピーハロウィン」という文字と、、顔の形にくり抜かれたかぼちゃのイラストが描かれていた。

「ほら、もうすぐハロウィンだよ!」

「うん、そーだね。………何かやるの?」

面白いことなら乗る、というレンの性格をよーく知っているリンは、満面の笑みで答えた。

「パーティーっ!!やろっ?」

「誰と?どこで?パーティーはいいけど何やるの?」

質問攻めにされるのも予想通りだった。

面白そうかどうかを聞くためだ。それを当然分かっていたリンは……

「仮装とか、雑談したり、お菓子とか食べたり、ゲームとか、何でもいいよ♪」

「おk。んじゃ色々声かけてみるわ」

その言葉を合図に、それぞれが連絡を取り始めた。


リン・1 ~ミク~

prrrrrr…

「はぁい!もっしーミクでっす♪」

「あっミク姉っ!えーと、まずハロウィンって知ってる?」

「モチのロンだよ!!31日でしょ?」

「そうそう!んで、その日にパーティ……」

「いくっ!!」

「するんだけど……っておkみたいだね。んじゃ、よろしくねっ」

「いいよーすぐ行くぅー!!」

「ありがと!んじゃねー」

ミク姉はおk!


リン・2~ルカ~

prrrrrrrrrr、prrrrrrrrrrrrrr、prrrrrrrrrrrrrrrrr、prrrrrrrrrrrrr、prrrrrr……

「誰?」

「すぐ出てよ長ぇわ!てか始めに「誰?」って!」

「あぁ、リンちゃん。何かしら?」

「ハロウィンパーティーするの!来る?」

「ハロウィン……31日の?行くわ」

「ありがとールカ姉っ!31日、よろしくね~!」

「えぇ、必ず行くわ。それじゃあ、楽しみにしてるわ~」

ルカ姉もおk、と…


レン・1~カイト~

prr…

「はい何かなレン君っ」

「死ね。てか出るの早くね…?まいいや。31日、ハロウィンパーティー。来ないと今よりもっと嫌いになるからね」

「え、それは困るなぁ~……じゃ行くよ!他に誰かいるの?」

「今、リンがミク姉に声かけてる。多分…いや絶対おkだろうから、あとはルカ姉とか……」

「分かった、ありがとね、レン君」

「お菓子とかもってこい。じゃないとリンにロードローラー出してもらう」

「わかりました」

「んじゃな。あと死ね」

「え、死んだらパーティー行け…」プツッ、ツー、ツー、ツー……

アイツはおkだから、次は……


レン・2~クオ~

prrrrrrr、prrrrrr…

「もっしー」

「あ、クオ兄?あのさ、31日にハロウィンパーt……」

「行く。……ミクも来るんだろ?どーせ」

「ミク姉、こういうのには参加するから、まぁ来ると思うよ。てか来るでしょ」

「おk、じゃな」

「おうじゃなー」

クオ兄もおk、か。


「今どんな感じ?」

レンがクオとの電話を切ると、リンが話しかけてきた。

「んーと、クオとカイトおkだって」

「あ、こっちはミク姉とルカ姉が来てくれるってー」

「あと2,3人か、な?」


リン・3~メイコ~

prrrrrrr、prrrrrrr、prrrrrrrr……

「もしもし、何かしら?」

「あ、めーちゃん!えっと、31日にパーティーがあって、それに来てほしいんだけど」

「いいわ。行く行く」

「ありがとう!」

「31日、行くわね?それじゃあ、また」

「うん、よろしくー」

めーちゃんも来る!


レン・3~グミ~

prrrrrrrr、prrrrrrrr……

「はい、もしもしグミです」

「あ、俺だけど」

「ん、何かなレン君!面白いことでもあった?」

「面白いことをやるの!31日にハロウィンパーティーっ!」

「え?マジっ!?」

「超マジ。来る、よね?」

「行く行く!!行く!絶っっっっっっ対行くっ!!!!」

「おkありがとう!じゃ、よろしくね!」

「ん!ばぁーい」

グミ姉も来てくれるな。


「リンー」

先ほどはリンから話しかけて来たので、次はレンから話しかけてみた。

「グミ姉がおkだって。そっちは?」

「めーちゃんにおkもらったよ♪こんくらいでいいかな?メンバー」

「ん、そーだね……31日、楽しみになってきたな…」

それからは、2人+リトレカの2人も呼び、準備を開始した。


そして、31日、ハロウィン当日―――

「「来ーたーよーっ!!」」

「あ、ミク姉とグミ姉!入って入って~」


「こんにちは。……あら、まだこんだけしか集まってないの?」

「こんにちはレン君!リンちゃん!あ、ミクちゃんとグミちゃんもいるんだね」

「行きたい、と駄々をこねるものだから……連れてきちゃった」

「めーちゃん!ルカ姉!あ、ルキ兄だ~っ!久しぶり!あと………がくぽさん」

「なぜに溜めたでござるか!?……入らせて貰うでござるよ」

「うん、どぞー」

「僕には全然触れてくれないんだね……お菓子もちゃんと持ってきたのに、沢山」

「へー」

「へーで終わらせんないd…」

「あっ、クオ兄!」

「よっ、リンとレン。……って、俺最後かよ…」

「いやいや、ご安心を!まだあたし達がいるから!」

「この間準備でパシリさせられた分、楽しませろよ?」

「あ、リントにレンカちゃん!いらさい~」

「あ、リント達も呼んでたんだ。んじゃ、お前ら最後だなっ」

こうして、メンバー+2人が集まった。


「皆っ!私グミは、ハロウィン、ということで、衣装を持ってきました~!!」

と、いきなりの発言と「念のため」ということでサイズや数を結構持って来ていたことに驚きつつ、それぞれが思い思いの衣装に着替えていった。


「あ~~っ!!ミク姉可愛い!かぼちゃのドレス!」

「ジャック・オ・ミクランタン!だよ~☆そういうリンちゃんは魔女っ子か!せくしぃだね」

「えへへ、突っ込まないよ!ありがとう!あ……レンっ!」

「お?リン魔女!?可愛い、じゃん!レンカもそれだったよ、な…俺リントと被ったし」

「へぇ、レン君チェシャ猫なんだ~……クオは?」

「呼んだ?あ、俺吸血鬼な。ヴァ―ンパーイアー」

「ふふ、かっこいいわよ、クオ君」

「あ、どうもルカさん!悪魔ですか~……ルキさんは?」

「今来るわよ。……ほらっ」

「げぇっ、お前も吸血鬼かよっ……お前狼選ぶと思った」

「あ、狼選んだの青いのだよ。ちなみにめーちゃんも狼だったよ?あと、グミ姉は……」

「呼んだかねレン君っ!私は魔女さ!リンちゃんのとはまたちゃうねん」

「なぜ関西弁?……あ、がくぽさんはあのまんまだよ」

「あれでもう十分コスプレって言うか仮装してるようなもんだしね……」

「死ね?死ねって言った?」

「出てくんなバカイト。……あ、あったあった。誰かマリ〇カートやる人ー」

「レン君酷いよ相変わらず……あ、マ〇カーやっるー」

「てめぇ、ポテチ喰った手でコントローラーに触れるな!うぜぇ!!」

「え、ごめんレン君触っちゃったぁ……」

「あ、グミ姉、触っちゃったの?しょうがないから、はい、ウェットティッシュ!手拭いてねー」

「扱いが違う……」

「あら、〇リカーなんてやってるの?私もやるわっ」

「メイコさんがやるなら私も」

「よっし、じゃあ私ピ〇チね!髪の色同じだしっ」

「髪の色?なら私はヨッシーだ」

「え、僕どうしたら」

「お前は永遠の二番手でいいよ。緑帽子の髭」

「レン君がそういうならそうするよ」

「俺クッ〇」

「あ、クオがク〇パなら俺ドン〇ーな」

「ルキ、変なところで張らないの……w」

「ルカ姉笑ってるし」

「あ、じゃ〇りこ持ってきたけど食べ?」

「る」

「おk持ってくるねー」

そんなこんなで、ボカロ達のハロウィンの夜は騒がしく更けていった。

「まだ昼だよね?」

「ん?レン、誰に突っ込んでんの?あ、二番手に抜かされたっ!ならば……必殺赤いこうら投げっ!」

「うっわ当たった」

「ざまぁww」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ハッピーハロウィーン

gdgdだぜっ!ww

なにこの会話文ばっかの……てかがくぽ連れてきた意味ねえww
そしてカイトの扱いww

ホントはもっとちゃんとしたお話にするつもりだったのに親フラという悲しいものがあってですね……←

閲覧数:430

投稿日:2011/10/28 22:41:47

文字数:3,384文字

カテゴリ:小説

  • コメント4

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  • 美里

    美里

    ご意見・ご感想

    ハロウィン!
    いいな、パーティー!ボカロだらけのハロウィンパーティー!
    クオの吸血鬼姿とか想像しただけで倒れる。見たい!

    マ○オカート…リモコン操作が苦手な私は二回ぐらいやったけど他の人がやってるのを見てることが多いのさ。微調整が難しいのよね…

    リトレカのセリフが少ない!…気がしたのは私だけかな?
    面白かったよ!

    2011/10/30 20:12:29

    • アストリア@生きてるよ

      アストリア@生きてるよ

      いいよね!?しかもボカロだらけって……いいなぁぁぁぁぁぁ!!

      クオ君はイケメソですから!ww
      そうだね……でもうちクオ描けないからなぁ……妄想ならいくらでもするのにww

      でもうちはマリ〇カートはDSしかやったことないから!!ww
      曲がるのとかホント「うわぁ……」ってなるよねww

      リトレカのセリフ?……書き上げて読み返した時に自分で思ったよww
      でもがくぽよりは多いと思うよ?

      面白かった?ありがとう!!

      2011/10/30 23:36:51

  • 雪葉

    雪葉

    ご意見・ご感想

    KAITOwww死ねってwwwwwwwブクマいただきますぜぃ!

    2011/10/30 08:31:08

    • アストリア@生きてるよ

      アストリア@生きてるよ

      それがカイトの扱い。ww

      ブクマ!?ありがとーございやすっ!!
      コメも有難うございました!!

      2011/10/30 23:33:00

  • 芽莉沙

    芽莉沙

    ご意見・ご感想

    か、カイトォォォオーーー!!!
    なんて可愛そうなんだ…。でもザマァwww←

    アストリアGJ!レンのチェシャ猫…あ、想像しただけで、鼻血g(((ry

    ハロウィンネタ、ウチもやりたいなぁー^^

    楽しく読ませてもらったよー><

    2011/10/29 17:44:39

    • アストリア@生きてるよ

      アストリア@生きてるよ

      だってカイトだもん。((ぇ

      レンのチェシャ猫コスはね、うちの妄想が爆発してしまい描いちゃった☆←
      投稿しようか迷ってんのよww

      ハロウィンネタ!?やるんなら絶対読む!やるなら頑張れ!w

      読んでくれて有難う!

      2011/10/29 23:00:02

  • ☆凛音☆

    ☆凛音☆

    ご意見・ご感想

    ハロウィンパーティーいーなっ!

    私なんも案が浮かばないっ…

    案がぁぁぁぁぁぁぁぁあ!

    誰かぁぁぁぁ!あ、ん、をぉぉ!

    2011/10/29 08:37:59

    • アストリア@生きてるよ

      アストリア@生きてるよ

      パーティーしたいよねw

      案?んなもんテキトーに((((ぇ
      パーティーでも祭り的なもんでもネタでも何でもいいんじゃない?ww

      てかおwちwつwけw

      2011/10/29 10:23:59

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