【巡音ルカ】追憶エンドロール【オリジナル】デモ

只今制作中のデモバージョンです。
イラストはrouge様！乞うご期待！

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あれは遠い昔何時かの夏休み
記憶 残像映写機が刻んだ場面映し出す カラカラと

真っ黒日焼けした肌 麦わら虫カゴ肩かけて
飲み干したラムネ瓶空に 翳せばビー玉笑ってる

瞳映る景色に心奪われて
手のひらくすぐる命達に時めいて
あぁ僕と君夏の日差し目一杯浴びたら風になり走ろう

目を閉じて 呼びかけた ねぇもういいかい×２
耳すませど声は無く ただ響くのは蝉告げる夏の遺言

ふと耳貫いていた蝉の声止んだと気がつけば
いつしか夏はゆるりと息ひそめやがて
小さい秋が僕ら 包んでいくよ

カラス鳴く帰り道　あぁ何もかも真っ赤に染まり
長くのびた影法師　手を振りながら　また明日

僕たちはかくれんぼ 何時の日かいつまでか
陽炎に揺らめき淡くほどけて
もういいかい もういいよ

月日は流れてゆきました 君あっけらかんと死にました
その事実今僕の心に 上書きする事が辛くて
がらんと空いた胸の暗室で
記憶残像脳裏に刻んだ
フィルム一コマカララ廻りだし 瞼の裏側に映し出す

あの日見上げてた青空も あの日追い続けてた風も
あの日ずぶ濡れた夕立も あの夏交わした約束も
ピントが少しぼやけ曖昧で
やけに強烈な コントラストだ
追憶の果て静かに流れた
君の名前だけ告げるエンドロール