Give Me!

こぼれた涙が　教えてくれたね
見えない　ふりした　過去の　わたしを
消えない消せない　全部自分だから
ひたすら胸に抱いて
すべてを　愛してゆこう
大好きな笑顔　
嬉しそうに高らかに　笑う声
すべてが愛おしくて
まっすぐな瞳にわたしは
どれだけ映っていたの...

痛いな 痛いな 心の傷膿んで哀を産んで
リタイア したいな 息継ぎもできないレースなんて
期待や 未来は 胸膨らますだけ無駄なもんで
死にたいな 死にたいな ただ漠然とそう思えるんだ
「なんで？」って聞いたって 分かんなくて
泣いたって突っ立って 変わんなくて
涙って 何時だって止めどなく溢れ続けや...

一人ぼっちで
誰もいないと悲しい
僕のとなりに
あなたのとなりに
優しく微笑む眼差し
目と目があえば
夏服がキラキラ
気がつけば六月
眩暈みたいな
日曜日の雨

水溜りに集う落ち葉たち
廃れた屋敷の一輪の花(スイセン)
漆黒に濡れる夜烏よ
月明かりに消える泡
闇の剣を振りし青年は
救済(すくい)の手を求め続けた
堕落の世を踏みし青年や
永遠(とわ)を望み掛ける運命(さだめ)
報われぬを知れりとも
先の「愛」を信じた...

いつかこんな日が、
来ると思っていたんだ――
終わる物語(ストーリー)
とても穏やかな朝
重い足取りで
いつも通りの道で
学校に向かう
いつもと違う雰囲気の
教室のドアを開ければ
今までの思い出が...

【0:23】
眠れぬ夜に 瞼を腫らし
待ってたの 切なさがほどけゆく朝　　　
窓の向こうの 街は藍色
待ってたの 小さな胸に差し込む朝日
【0:44】
解ってるよ 顔を上げれば
光と影がさす 大きな世界は
綺麗なだけじゃない　夜の弱さに
零れた眩しさが チクリと刺さる...