あの日夜空に見上げた大きな花火は
本当に本当に綺麗でした。


まだ涼しげ残る夏の日に
偶然出会ったあたし達

火をつけた幾つもの手持ち花火は
きっとこの時間のカウントダウン

綺麗だねって微かに
君の笑顔が今でも胸に残っています


あの日夜空に見上げた大きな花火は
本当に本当に綺麗でした

あたし達が打ち上げた夏の花よ
もう少しだけ咲いていて


皆でふざけ合った
無邪気に笑った夏の夢

最後に打ち上げよう
なんて悪知恵に


あの日夜空に見上げた大きな花火が
本当に本当に綺麗すぎて

一瞬時が止まったのを
覚えています

あたし達が打ち上げた夏の花よ
もっと長く咲いていて




白い糸が曲線状に
緑から始まって
青く変わり
ピンクに色づいて
黒く闇夜に消えました

グレーの名残
傷付いた夜空を
もう誰も見上げない


あの日夜空に見上げた夏の花よ
“またな”と笑った君の笑顔を

あたしは絶対忘れない


あの日夜空に見上げた大きな花火は
本当に本当に綺麗すぎて

一瞬時が止まったのを
覚えています

あたし達が打ち上げた夏の花よ
永遠に此処に咲いていて欲しい


もう一度、あの空に大きく上がれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花恋火物語

夏ですね。

閲覧数:116

投稿日:2013/04/30 14:05:18

文字数:508文字

カテゴリ:歌詞

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