『じゃまけんっ! ~望嘉大付属高校 ジャマイカ音楽研究会~』session:7

投稿日:2012/07/08 23:31:31 | 文字数:4,487文字 | 閲覧数:82 | カテゴリ:小説

ライセンス:

原案者:七指P 様
お預かりした設定を元に書かせて頂いております。
拙いながらではありますが、楽しんで頂けたなら幸いです

今回は季節柄夏にも入ったので、若干グダグダな雰囲気からのスタート(実際に書いてる本人も暑くて仕方が無い
このラストの続きは次回にと言ったところなのではあるが、引っ掻き回す相手はすでに決まっていたりするw
でも出始めは久美からは始まらないことだけはっきりしてるぜw
そんな今回、段々文脈とかの流れや癖が掴めてきたかなぁといったところ
まだ巧く出来てるとは思えない程の腕前ではありますが、キャラを走らせるっていうのはこういう感覚なんだろうなぁというのが何となくで解ってきた(気がする
・・・会話文って、本当難しいんだね。。。
ちなみにこれ、相も変わらず特に何も決めずに書き始め、2回に分けての打ち込みでトータル3時間弱程
しかも今日中
続きは後日書いたらまたあげるつもり
自分でも思うけど、よくもまぁこれだけのものを展開に悩んで筆が止まろうともやるよね
余程打つのが好きだとみえる(段々自分が解ってきた、多分
キャラは自分の中で大分性格が定まってきた感があるので走らせやすくなったというのが無きにしもあらず
さて次はどうなることやら・・・誤字脱字がありません様に・・・(表現の駄目出しは全然あって構わないから、むしろテル・ミー

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

『じゃまけんっ! ~望嘉大付属高校 ジャマイカ音楽研究会~』session:7


「あづいっ!!! 」
余計に元も子もなくなる様な発言をしたのは机に張り付いて離れない凛だった。
「おい、凛。はしたないから止めろよ。此処家じゃねぇんだぞ」
「あーーーづーーーいぃーーー!!! 」
「仕方ないわよねぇ、こうも暑いんじゃ」
「芽衣子せんぱぁ~い、一体いつになったらエアコン直るんですかぁ」
未来が凛と同じ様にぐったりしながら仰け反る様に椅子に座っていた。
「漣は暑くないの? 」
「いや暑いですけど・・・そこの二人よりはまだ大分マシじゃないかと」
そう言って視線をやった先には櫂人と拍が言葉もなく机に伏している。部内トップの2人は殊更暑さに弱く、エアコンが無いこの状況下では誰よりも精気を無くしていた。
「二人がこの状態じゃぁしばらく部活動どうしましょうか? 」
「そうよねぇ、まぁ留佳が何か改善策を持ってくるとは思うんだけど・・・。とんでもない事じゃないことだけ祈るわ」
「レェェエン~~~、あーーづーーいーー」
「っわ、ちょっ、お前引っ付くなよ! ボクの方が暑くなるだろう!? 」
「あああ~~~」
「相変わらず仲良しねぇ~、お暑いことで」
上手くまとまりをみせたところで部室は一気に静かになった。夕方とはいえ蒸し暑くて仕方が無い。窓を開けて風通しをしてはいるものの、風向き次第で風が入って来なければ暑さに拍車がかかる一方だ。
「おぉー、お前ら。居るか? 」
ガラッと開かれた扉の先から部活顧問の岳歩が顔を出した。その後ろから留佳が中を覗く様に続く。
「何だ何だ皆してー。鍛え方が足りんのだ、私を少しは見習って鍛えたまえよ」
「誰も彼も留佳先輩みたくガサツじゃないんですよ」
「ほほぅ。言う様になってきたではないか、未来。ならお前にはこれは必要ないな~♪ 」
そう言って後ろ手に隠していた物を皆の前に掲げた。コンビニ袋で中には大量のアイスとドリンクが詰められている。
「ぃやっはぁーーー! アイスぅうぅ~~~!!! 」
「ボクもいる! 」
真っ先に雄叫びをあげた双子が我先にと留佳の元へ駆け寄った。
「はっはっはっー。くるしゅうないぞ、お前達~」
その光景たるや、まるで飼い主とペットの様にも見えた。2人は目をキラキラと輝かせながら袋の中を覗き込んでどれにしようか話し合っている。
「留佳・・・悪い、俺にも1つくれ・・・」
「じ、自分も出来れば・・・すみません、お願いしますぅ」
完全に暑さに参っている櫂人と拍が気怠げに身体を起して訴える。双子は留佳に目配せすると、留佳が手で振ってそれを促した。コンビニ袋を持って2人に駆け寄り差し出すと、櫂人と拍は勢いよく袋に手を突っ込んで中身を取った。
「櫂人、アンタ相変わらず暑さダメね」
「・・・うるせぇ」
そう言いながら既に袋から開けたアイスを手に凉を取っていた。続く拍もお茶のペットボトルにしがみついて一心地といった表情で机にへばりついている。
「あ、ふぉうひえばフミはぁ? 」
アイスを口でモソモソさせながら凛が久美が居ないことに気が付いた。
「オマエ聞いてなかったのかよ。グミなら図書館に本返してから来るっていって教室で分かれたろ」
「ひぃいへなふぁっは」
「聞いとけよ」
「それにしても遅くない? 」
ダウンしてる2人の横で未来が袋の中身を物色しながら尋ねた。芽衣子も不思議に思ったのか、
「それもそうねぇ、どうしたのかしら」
まぁその内来るだろうと決め込んだところで一同はそれぞれ差し入れのアイスやドリンクを手に小休止を挟んだのである。

ーーーーーーーーーーーーーーー

「ぇ~、あーっと、そのぉ・・・すみません」
どう返していいものか困り果てた挙句に出た言葉がそれだった。場所は特別棟校舎の横の人気の無いスペース、学内では密かに告白スポットとして有名な場所でもある。返事を受けた男子生徒は何とも複雑そうに笑いながらその場を去って行った。それを見送った後で久美は1人壁に寄りかかって溜息を吐いた。
―――高校入ってまだ半年しか経ってないんだけどなぁ。
この時期になると夏に向けて皆心はしゃぐ頃で、必然的に周りのテンションは明るくなる。特に夏休みまでに恋人を・・・と考える人も少なくはなく、最近ではあちらこちらで告白ラッシュが続いているとの噂も耳にしていた。それがまさか自分に来るとは久美も思っていなかったのである。
―――こういう時に好きな人に間に入られたらトキメクんだけどなぁ
そんな少女漫画的な展開など現実で有り得ないくらい夢見がちなことを思っているのは久美も重々承知の上での絵空事である。頭に浮かんだのは意中の相手、空の色がとても似合う優しい先輩の姿だった。
「・・・部活行くか」
先程告白してきた男子生徒と同じ様に複雑な表情を浮かべたまま、久美は部室へ向けその場を離れた。

ーーーーーーーーーーーーーーー

部室の扉を開けると窓からの風向きが変わったのか、一気に風が吹き抜けた。
「こんにちわー」
「グミッちゃん! 遅かったね」
「にゃはは、少し長居しすぎちゃったかも」
「何か良い本でもあったの? 」
「いやそういう訳でもないんだけどさー」
アイスを食べ、部室の風通しが良くなったこともあって凛は勢いを取り戻していた。
「やぁーん、久ぅ~美ぃ~! 」
「うっわ、ちょっ、留佳先輩暑い!! 」
この暑さの中で一様にブレないのは留佳くらいのものである。とはいうものの、その後ろでは誰より涼しい顔をして汗一つ見せない岳歩がボトルに残るお茶を啜っていた。
「どうした~、そーんな困った感じの久美も可愛い~~~! 」
涼しくなったのとは裏腹に、その光景にさすがに暑苦しさを感じて櫂人が止めた。
「おい、留佳。暑苦しいから止めろ。それと今日の部活動はどうすんだよ」
「今日? ・・・・・そういや特に考えてなかった」
「・・・ねぇのかよ」
「だぁってぇ、こうも暑いとさすがの私も参るぞ」
「じゃぁ今日は音楽流して座学といきましょうか、それならそこの2人もまだ大分マシでしょうよ」
そう言って芽衣子が目を向けた先に居たのは櫂人と拍のコンビである。
「あ、有り難う御座居ますぅ~」
櫂人程まだ回復していない拍が弱々しく笑いながらそれに応えた。
「取り敢えず何流す? 」
「櫂人先輩、この間のセッションのやつは? 」
「あー、確かにあれらだと成り立ちとか流れや歴史追うのには最適だけど・・・」
「他にも何か無い? どうせだからまだ一年生達に聴かせてない曲いきましょうよ」
「おまえの言うことも最もだけど、未来の提案もあながち悪くないしなぁ。留佳は? 」
「2人に任すっ」
「存外適当だよな、おまえ」
結局セレクトしたのは新しい選曲でThe specials『Specials』
1979年に発表されたアルバムで、アーケードのダンスゲームにも取り入れられたナンバーもある。スカにパンクを足したサウンドで、軽快なテンポのものが多い。過去解散したものの2009年のサマーソニック・イベントの為にオリジナルメンバーでの再結成もみられたバンドだ。
BGMが決まったところで全員が机の周りに集まり始める。留佳から逃れた久美は取り合えずコンビニ袋から1つドリンクを貰って近くの椅子に座った。するとちょうど斜向いでぐったりしている櫂人と目が合った。思いもよらぬ拍子に久美は思わず視線を逸らす。
「・・・グミどうした? 」
「へぇ!? っな、に、が、ですか?? 」
「いや、何がって程では無いんだけど、何かさ」
「あははっ、櫂人先輩どうしたんですか。暑すぎて変になってません? あたしは特に何もないですよー」
その場は笑って誤摩化した。会話を切る様に準備を終えた芽衣子が皆を集めて今日の部活動は開始された。

ーーーーーーーーーーーーーーー

結局座学は途中から逸れに逸れてお茶会の体を示し、最後は何処から取り出したのか大富豪大会へと姿を変えた。最終的に負けを見たのは凛である。芽衣子も凛といいとこ勝負ではあったが凛の方がさすがに素直すぎたというところだろう。気付けば時間は夜の7時を過ぎていた。
「よぉーっし、お前ら。そろそろ帰れ。でないと顧問であるオレが後々面倒くさくなるからな」
「だから先生。教師としてその発言はどうなんですかね」
「メイ、何度も言うがオレ程心優しい教師は居ないぞ」
「素直すぎるのも考えものだと思いますけどね」
「まぁそうがなるなよ。心配してんのは本当だ」
そう言って芽衣子の頭を軽く撫でると岳歩は片付けを促した。それに倣って全員が辺りを片付け始める。それが終わると一同会して部室を出た。最後に岳歩が鍵を閉め、全員で階下に向かう。
双子と2年生達は同じ駅のため校門前で別れた。続く3年生も途中バスに乗る留佳と一緒の方向へと帰路に着いた。
「さってと、久美。お前は待っとけよ、オレも帰る準備してくっから」
「そういえば珍しいね。ウチに何か用でもあるの? 」
「オバさんに呼ばれてんだよ。どうせまた見合いだなんだのおせっかいだろうけど」
「面倒なら断ればいいのに」
「何度言っても聞かねぇんだよ、あの歳になると。前に誤摩化して有耶無耶にしようとしたら余計に質問攻めにあって止めたんだ」
「何て言ったの、また変な誤摩化し方したんでしょ」
「うっせぇよ、誰が言うかよ。いいからそこで待ってろよ、すぐ来る」
そこから一旦岳歩は校舎の方へと戻っていった。岳歩を見つけた他の部活の女生徒が遠くからはしゃいでいるのが見える。岳歩は一応男女問わず生徒からの人気が高い。しかしあまりに個性的すぎるので古参の先生達からはあまり良い目で見られていない。なので職員室では基本猫を被っているとよく久美に漏らしていた。それも大人というよりは教師としてどうなのかと問いたくなるものではあるが、社会は色々大変なんだろうなぁと変な納得をしている久美だった。
しばらくして岳歩が荷物を持って戻ってくると、そのまま駐車場に向かい車に乗り込む。端から見れば疑われかねないシチュエーションだが、岳歩を好きな生徒達の大半は久美が親戚だと知っている。それもこれも久美が入学当時、親戚だと口にしたことで質問攻めにあったのにも関係している。おかげで今は何も言われなくなった。
「それはそうと久美。お前部室来る前に何かあったろ」
岳歩は運転しながら火を付けずに煙草だけを口にくわえながら、横にいる久美に突然質問を投げつけた。
「へぇっ?! い、や別に・・・。特には何も」
「嘘付けぇ。やたら斉藤のこと気にしてたろ、相変わらず解りやすいなー、お前」
それを言われるとグゥの音も出ない久美である。久美が櫂人を気にしていたこと自体は事実だ。
「で、何があった」
何処をどう誤摩化しても無駄だと悟り、久美は放課後の告白のことを岳歩に告げた。

to be continued...

どうぞ宜しくお願い致します。

作詞させて頂ける方、一緒にコラボもしくは活動してくれる(作曲・絵・動画)方、気にかけて下さいましたら気軽にお声かけ下さいますとうれしいです。
拙いながら尽力させて頂きます。
(修正・改変などご相談くださいましたら素直に応じます)

オリジナルで出しているものに関しましては曲募集、私の歌詞を見て気に入って下さいましたら歌詞依頼、承っております。
曲先の場合は、歌詞を当てる部分のメロディをお届け下さいましたら、確認して歌詞を書かせて頂きます。

++++++++++++++++++++++++++

 自分の持ってるイメージと違うイメージを見たり聞けたりするのが大好きですので、基本一緒にコラボしてくれる方々にはイメージのまま自由にやってもらうことにしております。

 自分で書いたものを校正する際、よく絵面で追う為に誤字脱字ご表現が多いです。
 その際はすぐにご指摘下さい、自分で気付いた時もすぐに直します。

++++++++++++++++++++++++++

『星座』シリーズコラボ立ち上げ中、作曲のお手伝いして頂ける方募集中。
ブクマ『オリジナル』からも募集しております!

詳しくはこちらから→→→→→『http://piapro.jp/t/cuzk

++++++++++++++++++++++++++

マイリス:mylist/30726401
  skype:こちらでのご連絡をご希望の方はお声かけ下さい。

もっと見る

作品へのコメント0

ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!

新規登録|ログイン

オススメ作品10/29

もっと見る

▲TOP