滲色の雨が降る
霞んでく春の記憶
まだ甘く香って 遠く追い縋ったって
哀に染まる 悔(かい)と消える
押し込める為の上辺を
何度も重ねる 重ねる
あの日笑った面影は
誰かに似てたっけ 似てたっけ
忘れるよ僕たちは そんな風に出来てる
いつも傘が足りなくて
失くすことも平気になっていく
滲色の雨が降る
溶けてしまった輪郭
まだ何を願って 腕を振り払ったって
灰に染まる 界の中で
飲み下す為の言い訳
何度も重ねる 重ねる
いつか響いた泣き声は
誰かと違ったっけ 違ったっけ
忘れるよ僕たちは そんな風に生きてる
刻みつけて壊れてく
不器用な心を守っている
鮮やかな思い出は
鋭い痛みを連れて
絶望を纏った ただそれは愛だった
雨が降る
滲色の雨が降る
霞んでく春の記憶
まだ甘く香って 遠く追い縋ったって
哀に染まる 悔と消える
雨粒に滲むのは
或る晴れた日の優しさ
戻らないと知った ただそれは愛だった
頬伝う 雨が降る
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