『ヒトツオボエ』

長く とおい この道を
二人で 一緒に 歩けたらな・・・
ha...
そう呟いた私たちは
まだ小さな箱の中

机 隣に並べて 窓の外を見てた
ひみつの鍵 屋上へと続く扉
はしゃいで開いた

抜けるようなあの青空が
二人を迎えた

走って上った階段
途中でうしろを振り返り
その高さにすくみ足を止める
あなたにも、気づかずに

鞄 持ってくれたのは
やさしさのためだと
疑いもせずに 帰り道
二人で歩いた

その重さが どれほどかも
知ろうとしないで

そっとほどかれるその手に
一人で走っていたことに気づく
淡い夢は音もなく
時の海に溶けていった

同じ言葉だけ
繰り返すわたしを

ひとつおぼえと笑うあなたは
今でも目を閉じればここにいるわ
幼さは罪だと なぜだれも
教えてくれなかったの?

長く とおい この道を
二人で 一緒に 歩けたらな…
ha...
そう呟いた私たちは
まだ小さな箱の中

(…扉を開ける前に、私は
つないだ手の先を 確かめるべきだったのかもしれない。
けれども それは 今となっては
私がたったひとつ おぼえている
ひかり輝く宝石のような…
遠いとおい、昔話。)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

『ヒトツオボエ』

『ヒトツオボエ』http://www.nicovideo.jp/watch/sm4327995
上記の動画の曲の歌詞です。

閲覧数:1,062

投稿日:2008/10/13 21:50:12

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

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