拝啓、ウィリアム・シェイクスピア様
あなたはきっと知らないでしょう
あなたの作品に憧れ、僕のジュリエットが死んだことを

ひどく濁った林檎を口に含んで息絶えた
『どうか、後を追って。』と

それがどれほど嬉しかったか

ヴィルヘルム・グリムが描(えが)いた
あの黒い髪のお姫様
子供のとき見てた絵本に

世界がまた、恋をする


君に最低なアイラブユーを。

綺麗だと言って抱きしめてスノーホワイトの真似でもしようか

落ちた林檎をかじる

拝啓、ウィリアム・シェイクスピア様
あなたはきっと知らないでしょう
あなたの作品に溺れて僕のジュリエットが死んだことを

ヴィルヘルム・グリムが描(えが)いた
あの赤い頬のお姫様
子供のとき読んだ絵本に

世界がまた、恋をする


君に最低なアイラブユーを。

心臓(こころ)ごとプレゼントしよう

見返りのある愛は望まないよ

まるでロミオみたいに


冷たくなったその身体はあの白い肌のお姫様

子供のとき夢見た物語(はなし)


世界がまた、恋をする


君に最高のアイラブユーを。

綺麗だと言って抱きしめてスノーホワイトの真似でもしようか


落ちた林檎をかじる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ロミオとスノーホワイト

まあ君は、僕のことを知らないだろうね。

曲・歌詞:M-8g
歌:galaco

閲覧数:90

投稿日:2017/05/20 01:19:38

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

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