ある夏の日 生まれて初めて恋を知った
だけど僕に残された時間は たったの一年間だった


幼い頃からずっと 真っ白な部屋の中
恋することも知らず ただ死を待つのみ
始めて人を愛しました だけど運命はとても残酷で
幸せすら叶わない 君の笑顔に心(むね)が痛む

苦しいよ 苦しいよ
この心(むね)の痛みの訳を 僕は知らない
幸せにできない僕を 怨んでもいい 今はそばにいてよ
そんな僕の我儘に 君が笑顔で答える 「当たり前だって」


時は止まらず流れ 君の笑顔も減った
原因は僕だよね 本当にごめん
初めて見た君の涙を 僕は止めることができない
笑顔ですら叶わない 君の涙に心(むね)が痛む

寂しいよ 寂しいよ
君の手を手放すすべを 僕は知らない
君から離れれない僕を 怨んでもいい 本当にごめん
そんな臆病な僕に 君は優しく答える 「ずっと一緒だよ」


君に幸せになってほしいと願うから
ねえ 聞いて僕の最期の我儘を
君は僕じゃない誰かと 幸せになって


放さない 放さない
君に約束してもね 僕には無理だ
君を泣かせる僕のこと 怨んでもいい 幸せになってね
そんな僕の我儘に 君は涙してすがる 「一人は嫌だよ」

ありがとう ありがとう
君のこと愛してました さようならだよ
君を一人にする僕を 怨んでもいい 僕は幸せでした
もう力も入らない 最期に君に伝えたい 「アイシテ……ル」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

最期の我儘

ねえ 聞いて僕の最期の我儘を。

閲覧数:169

投稿日:2009/09/04 12:27:22

文字数:599文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました