※注意
百合/magnet/ルカ×ミク
あなたの傍に居たい…
この思いは、間違ってないよね?
【想いと闇と】
窓の外が少しずつ明るくなってゆくにつれ、部屋へ差し込む僅かな光が照らす彼女の長い髪を撫でる。いつもなら穏やかな彼女の寝顔を眺めているはずの時間。しかし、今日の彼女はいつもと違っていた。
「怖いの…。」
私の腕の中で震える彼女が、絞り出すように呟く。
「私が…ルカとこうしているのは、間違ってるんじゃないか…って……。」
私の胸に顔を押し付け、首へと手を回し、縋り付くように私にしがみつく。彼女の涙声と共に胸に冷たい感触がした。
時々、頭の中に現れる闇。深く考えれば考えるほどに、囚われてしまう。世間的に祝福されない私達は、いくら愛を確かめ合っても不安なのだ。そして闇は、彼女の体温から、声から、指先から、唇から、涙から、私へと伝染するのだ。なぜなら、私は彼女と一つなのだから。
「…大丈夫。大丈夫よ、ミク。」
彼女の頭をそっと撫でながら、囁く。闇を追い払うように。自分に言い聞かせるために。
私は彼女を愛していて、彼女が私を愛してる。そこに間違いなんてありはしない。それは確信している。しかし、闇は消えない。不安が、常に心のどこかに潜んでいるのだ。例えば、自分自身の影のように。
彼女が誰よりも大切で、決して離すつもりは無い。
なのに、なのに…
「ルカ…?」
気がつけば、私も涙を流していた。
抱き寄せてほしい
確かめてほしい
この闇から逃れ、ただただあなたを愛したい。
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