[A]
昔、昔、この世界に
2つのヒトの子おりました
秘密の果実をかじった彼ら
罪に問われて追われます
その時1つがこう言った
「我らが秩序(はは)になればいい」
秘密の果実をかじった彼ら
狂った心お持ちのよう
[B]
「僕たちを始まりにすればいい」
「そうよ世界が狂ってるのよ」
2つ向かい合い笑いあう
[S]
「遮るモノは壊しましょう」
「逆らうモノは殺しましょう」
「僕らをルール(ちち)と呼びなさい」
「我らを秩序(はは)と呼びなさい」
悲鳴がつんざく赤い大地
そうして2つだけになった
これがジン類滅亡説
[2A]
そして、そして、1つは言う
「そうだ僕たちがルール(ちち)なんだ」
秘密の果実をかじった彼ら
世界で最後のヒトになる
その時1つがこう言った
「そうよ私たち秩序(はは)なのよ」
秘密の果実をかじった彼ら
世界で最初のヒトになる
[C]
やがて2つは子をなして
人というモノ生み出した
これがジン類再生説
[転調S]
叫べ、叫べ、叫べや赤子
「我らが秩序(はは)ぞ、人の子よ」
所詮、全て、同じモノなの
「我らがルール(ちち)ぞ、人の子よ」
世界、それは、うぬらが母体
それがジン類滅亡・再生説
神話『ジン類滅亡・再生説』
テーマ
『世界は2人から始まったのか』
注意※ただのタイトルでこんな神話ありません。
この曲のイメージというか世界観(?)
↓ ↓ ↓
「人」は「ヒト」ではない。
「2人」は「2つ」ではない。
「秩序」は「ルール」ではない。
「モノ」は「者」でも「物」でもない。
「人」とは「コピー」であり、「ヒト」とは「オリジナル」である。
「2人」とは「人間の数」であり、「2つ」とは「命の数」である。
「秩序」とは「母親」であり、「ルール」とは「父親」である。
「モノ」とは「形あるもの」であり、「者」とは「人の形をしたもの」、「物」とは「固形物」である。
この世界にあるモノは、所詮何かのコピーでしかないのである。
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