「さて始まりましたツッコミし隊! この番組では、私とリンちゃんがツッコミまくるトークをお届けします!」
「ツッコミまくりますよー」
「今回は『文章編☆2』ということで、この文章をテーマに、ツッコミトークをしようかと思います」
そうしてどこからともなくボードを取り出して、カメラに向けるミク。
「この前の『文章編☆1』は、放送していいのか、いまいち分かりにくかったからですねー。今回は少し期待してます」
「・・・『時間に縛られない生活がしたい』についてです」
「・・・・・・はい、アウトー」
ばっさり、切り捨てるリン。
「えっ、どこがアウトなんですか?」
「『時間に縛られない生活』なんて、そんなの無理ですよ。全く、これ選んだの誰ですか」
「視聴者・・・」
「・・・ぁ。・・・・・・」
ぼそっと言うミクに、リンは口をあんぐりと開ける。
「・・・リンさん、何か、言うことは?」
「・・・すいません、真面目にツッコミます、はい」

「・・・気を取り直して、『時間に縛られない生活がしたい』ということは、こう言ってる人は、よっぽど忙しいんでしょうねぇ」
ミクの言葉に、
「そうですねぇ。・・・あ、時間って名前の人から縛られたくないわぁーって感じも伝わってきますね」
「あえての人物説ですか。そう考えると、不覚にも納得してしまう自分が悔しい・・・」
「もう、素直に納得したらどうですか? ミク」
悔しがるミクを、にやにやしながら見るリン。
「・・・私は、絶対に認めないもん!」
そう言って、ぷいっとそっぽを向くミクに、
「はい出た変な人しか好まれない萌え。これに萌える人の気が知れませんよ、はい」
リンは、一言二言呟いた。
「・・・はぁ、私も、時間に縛られない生活がしたいです」
「ツッコミし隊は、一にツッコミ、二にツッコミ、三四が休憩、五にツッコミがモットーですよ!」
「三四が休憩・・・?」
ミクは、首を傾げる。
「だから、ツッコミし隊に、弱音なんてのは要らないのです!」
「おぉ」
ビシッと言うリンに、ミクは感嘆する。
「というわけで、そろそろ時間なのでまた来週」
「・・・いつの間にか、進行係取られてるっ!?」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ツッコミし隊! (文章編☆2)

こんばんは、もごもご犬ですこんにちは!
ピアプロが大リニューアルして初めての作品です><
なんかいつもとちがうので、新鮮というかなんというか・・・。

次回も、ツッコミし隊が登場します、お楽しみに!^^

閲覧数:54

投稿日:2010/11/06 18:48:44

文字数:905文字

カテゴリ:小説

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