きみのさよならが
胸の奥に沈んでく
硝子の破片をつなぎ合わせても
元には戻らないように
ねえ

いつか
セカイの流れにのまれ
そのうち大人と呼ばれる歳になり
振り返った時にはもう
道は残っていないんだ

俯けば
汚れた靴紐を目にし
もう
戻れないことを知った

模範解答通りに歩けば
間違えは
無いはずだった

曖昧だらけの
正論と正義たち
夢物語を語っては誰も
聞いてくれやしないから
そう

いつか
すべてを知ったら僕は
きみになんて声かければいいのかな 
いっそ振り返らずにほら
前に進めたらいいのに 

俯けば
汚れた靴紐を目にし
もう 
戻れないことを知った

頬をつたった涙は
熱くなんか
なかったんだ

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【道化師と冷たい涙】

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投稿日:2016/09/20 11:56:13

文字数:307文字

カテゴリ:歌詞

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