結局君は
切り取った物にしか興味が無くて
そこに僕はいないっていうのに
並べて比べて拾って落とすんだね

薄紅淡い町並みの中で
最後に隣を歩いた
君は笑いながら何思った？
僕はそれが分からないままで

こんなに想っても君は近づかない
全部を見ようとしてくれないし
最後まで話も聞かない
なんで君を好きなんだろう
なんでずっと恋してんだろう

結局君は
気に入った物にしか興味が無くて
そこに僕はいたのでしょうか
並べて比べて拾って落とすくせに

橙淡い路地裏の上で
最後に唇重ねた
君は目閉じながら何思った？
僕はそれが分からないままで

こんなに想っても君は遠ざかってく
全部を知ろうとしてくれないし
最後まで話も言わない
なんで君を好きなんだろう
なんでずっと恋してんだろう

理不尽に僕だけが好きでいる
こんなんじゃまともな恋人じゃない
「好きなの」も「会いたい」も
いつから無くなった？
僕が溺死気味になってからかな
重い愛を嫌う君だったからかな