Divine

世界、なんて。

from the Album "Butterfly Effect"

euchaeta.net/disco/M1st_Butterfly.html


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世界の終わりを待ち侘びるのは簡単だ
悲劇なんてそれ自体、相対的なものでしかない


視界の端に佇むものは、いつか私を導いて
遠かったはずの手が届く
目に見えないがために見落として
気付いた時には既に空は崖の上

骨のかけらを編み上げて家を建てよう
誰かがそこに落とし穴を掘る前に

世界の在り方を疑うのは簡単だ
眩暈なんて三日くらい横になっていればいい
風に乗って飛ばせばもうさよならだ
奇跡なんてそれ自体、絶対的なものでしかない


異界の隅に恋するものは、いつか名前を呼び慣れて
いなかったはずの人がいる
互い違いの交差路を僅かに行き過ぎて
前にも後ろにも道は続く

余計なことを考えながら歩くことが
言葉を失うときまでにできたなら


世界の崩壊を巻き起こすのは簡単だ
未来だって二分ごとに救われていけばいい
へりくだった憂いはもううんざりだ
過去になんて戻れない、どうやって君と笑えるだろう